【鶏肉の冷凍保存方法】保存期間や下味冷凍、解凍のコツを”管理栄養士”が解説します

【鶏肉の冷凍保存方法】保存期間や下味冷凍、解凍のコツを”管理栄養士”が解説します

鶏肉を冷凍して2ヶ月・3ヶ月・半年経ったら食べられない?

冷凍した鶏肉の保存期間は約2~3週間ですが、過ぎてしまってもすぐに食べられなくなるわけではありません。

しかし、2ヶ月・3ヶ月・半年と長期的に過ぎてしまった場合は、味が落ちる心配や衛生面の心配から、食べるのを控えた方がよいでしょう。

長く冷凍保存をしていると、味が落ちたり、臭みが出たり、冷凍焼け(食品の乾燥や酸化が起こること)を起こしてパサパサになったりしてしまいます。

また家庭の冷凍庫は開閉により温度が上がりやすく、食品衛生上の望ましい冷凍保存温度である-15度を上回る可能性があります。

おいしく安全に食べ切るためにも、なるべく早めに使うようにしましょう。

解凍後の鶏肉の保存期間はいつまで?

解凍後の鶏肉は、24時間以内を目安に使い切るようにしましょう。

これは家庭で冷凍・解凍した場合に、安全に食品を食べられる目安の時間とされています。(※)

家庭では衛生的な調理作業が難しい場合もあり、鶏肉が傷んだり食中毒のリスクとなったりする場合があります。

もし解凍した鶏肉が余ったら、加熱調理するのがおすすめです。

しっかりと加熱調理すれば2~3日は日持ちします。

参照:食品安全委員会「食品安全関係情報詳細」