今回はそんな良いこと尽くしのキッチンバサミの使い方をご紹介! 野菜に肉に魚にと、食材に活用方法を説明していきます。
性能の良いキッチンバサミは100均にあり!
写真のキッチンバサミはどちらも100円ショップ(Seria)で購入したもの。サビに強いステンレス製で切れ味も抜群。カニの殻など、包丁を使っても切りづらいものでもバリバリカットできてしまう優れものです。刃と持ち手の間に栓抜きや殻割り機能が付いているものもあり、日常使いにたいへん便利。
ほかにも、お手入れしやすいように分解ができるものや、刃渡りが長いもの・短いものなどブランドによってもバリエーションは様々。キッチンバサミの扱いに慣れてきたら、自分の調理スタイルに合ったこだわりの一丁を探してみるのもおすすめです。
キッチンバサミを使ってみよう!
さて、キッチンバサミを手に入れたらさっそく調理にとりかかってみましょう。
ふだんのハサミ使いと全く同じ要領なので、難しいことはありません。例えば小ねぎも、そのままカットしていくだけであっという間に細かく刻むことができます。ボウルや袋の上で直接切っていけばいいので、まな板から移し替える手間もかかりません。
一度に大量に切ったあと、キッチンペーパーで水気を取って冷凍すれば少しずつ使えてとても便利です。
肉も魚も! アイディア次第で広がるカットバサミの活躍の場
この調子で、ほかの食材もどのようにカットできるかみていきましょう。小ねぎのように細長いものだけではなく、厚みのある鶏胸肉も無理なくカットすることができます。フライパンの上で食べやすいサイズに切ってそのまま料理できるので楽チン。お肉の脂っぽさが残るまな板を洗う必要がないのがうれしいですね。
細かく枝分かれしているブロッコリーも、手元で少しずつ位置を変えながらカットできるので小房にわけるのが簡単です。包丁よりも枝の奥まで歯が届くのも切りやすい秘訣。
細長いしらたきは、まな板の上に乗せてカットしようとすると手元でつるつる滑るし、水浸しになるので少し面倒。そんなときは、いちどボウルに出してキッチンバサミで切っていけば周りを濡らさず効率的です。
魚をさばくときにもキッチンバサミは有効。小さめの魚の場合、刃の間に魚を挟んで動かせば、両面のウロコを一度に落とすことも可能です。
熱湯で洗浄・消毒をすれば衛生的に
いかがでしたでしょうか。切れ味が悪くなった場合や衛生面が気になる場合には、熱湯に浸してネジ近くのふだん洗いづらい部分までしっかり洗浄、消毒するのがおすすめです。
アイディア次第でいくらでも使い方の幅が広がるキッチンバサミ。ふだんの生活に取り入れれば、料理がもっと身近で簡単なものになってくれるはずです!
(執筆/撮影:いつか床子)