レンチンで簡単に作れるおやつレシピ!混ぜて冷やすだけの「パンナコッタ」

もっちりなめらかな口当たりで子どもも食べやすいひんやりスイーツ「パンナコッタ」。今回紹介するのは、火を使わない簡単レシピなので親子で一緒に作るのもおすすめです。おやつや夕食後のデザートに、ぜひ作ってみてくださいね!

パンナコッタとは?

パンナコッタとは、生クリームや牛乳、グラニュー糖などを熱し、ゼラチンで冷やし固めたイタリア発祥のデザート。イタリア語で「生クリーム」を意味するパンナ(Panna)、「火を通す」を意味するコッタ(cotta)を合わせた名称です。

本来の作り方は、鍋で生クリームや牛乳、グラニュー糖などを加熱し沸騰直前に火を止め、ゼラチンを加え氷水で冷やしながらよく混ぜて固めますが、この作り方だと、なめらかに仕上げるため沸騰させないように気を付けなければならないという問題があります。

加熱するのはグラニュー糖とゼラチンを溶かすためなのですが、沸騰させてしまうとゼラチンが固まりにくくなってしまいます。ですが、電子レンジで加熱すれば温度の失敗が防げます。また、今回のレシピでは生クリームをゼラチンの後に加えるのですが、これは液体を冷やす時間の短縮になります。

パンナコッタとブランマンジェの違い

見た目も材料も似ているのが「ブランマンジェ」。ブランマンジェはフランス生まれのデザートで「白い食べもの」という意味。「白い」を意味するブラン(blanc)と「食べもの」を意味するマンジェ(manger)を合わせた名称です。

卵を使わずゼラチンで冷やし固める部分はパンナコッタと似ていますが、ブランマンジェは牛乳にアーモンドの香りをつけるのに対し、パンナコッタはバニラやコーヒー、ラム酒、ブランデーなどを加えるのが一般的です。子どもが食べるなら、バニラエッセンスか何も加えないので良いと思います。