経血漏れの不安や生理痛など、毎月心身を削られてしまう生理。私がこれまでに経験した数々の生理トラブルと、先日、子どもとのやりとりで感じたことをお話しします。
慌てた初潮
私の初潮は中学1年生のとき。楽器を習っていて、アンサンブルの発表会会場で始まりました。いつ始まるかわからない初潮がこんな大事なときに始まるなんて思いもせず、ショーツに付着した血液を見て愕然としたのを覚えています。
幸い本番前だったので、友人に協力を依頼して母に連絡を取り、ショーツとナプキンを急いで持ってきてもらい、事なきを得ました。
その日の晩ごはんはお赤飯! 家族みんなに知られてしまって恥ずかしい気持ちとお祝いされてうれしい気持ちとが入り混じった複雑な感情になりました。
これが私の生理との長い闘いの始まりでした。
彼氏の車に経血がべっとり…
私は生理痛がひどく、経血量も多いほうだと思います。生理が始まる数日前からおなかの鈍痛が始まり、生理初日から数日間は痛み止めを飲まなければ動くこともできないほどです。
経血量が多いせいで悩んだこともあり、特に生理2日目は日中も夜用ナプキンをしていたうえに、何度もナプキンを取り替えることもありました。
当時、大学生だった私は生理2日目、付き合っていた彼氏の愛車の助手席シートにべったりと経血を付けてしまい、恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいになったことが。しかし、彼は「大丈夫? 気にしなくていいよ」と生理中の身を気づかってくれ、文句を言うこともなく後始末を手伝ってくれたのでした。
その彼氏は現在は夫となり、今でも生理のときはやさしくおなかをさすってくれ、気づかってくれます。
配信: ベビーカレンダー(ライフ)