「もち麦」や大豆などをブレンドした炊き込みタイプの雑穀で、「白米に『よく噛む雑穀』を混ぜることで、毎日の主食をより健康的に」と同社。9月1日から、全国のスーパーなどでも発売する。
「咀嚼」をコンセプトにしたアイテムは同社初。1回の食事時間とかむ回数について同社は「戦前は約20分、1400回あったが、『軟食の時代』と呼ばれる現代は約10分、600回と半減以下になっている」と説明。
咀嚼回数の減少や「早食い」が肥満症や口腔機能の低下などの要因になっているとし、「穀物・雑穀のブレンドで自然とかむ回数が増える食感と食べ応え」の同商品を、「よくかんで食べることを啓発している」(同社)タニタ食堂監修の下、開発した。
商品の訴求ポイントは、「咀嚼回数の増加」「穀物由来のカルシウム」「黄色く華やかな見た目」の3点。「もち麦」の弾力、大豆の「ホクホク感」、ごまとトウモロコシの「プチプチ感」など、多様な食感の組み合わせでかむ回数が増えるよう設計しており、ひきわりの大豆、トウモロコシの黄色が「食欲をそそる色合い」を演出している。
「よくかむのと同時に、食べやすくも仕上げている」と同社。「手間なく毎日続けやすいので、より健康的な『主食改革』に最適」とアピールする。180g(30g×6袋)入りで、税込み383円。
◇日本食糧新聞の2023年6月12日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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