LOSS IS MOREは、まだ使える廃棄・非活用素材を生んでしまう事業者と、優れたモノ作りをする事業者を結びつけ、社会に彩りを与えるプロダクトやサービスに生まれ変わらせるためのクリエーター集団である、アップサイクル コレクティブ「LOSS IS MORE」を発足。
第一弾プロダクトとして、岩手県で廃棄されたカーネーションが、東京都の蒸留ベンチャー「エシカル・スピリッツ」によってクラフトジンとして生まれ変わり、花の日である8月7日(月)にLOSS IS MORE公式サイト、公式ショップ「LOSS IS MORE コンセプトショップ＆カフェ」ほか、エシカル・スピリッツ公式通販サイトにて発売された。
ロスフラワーをクラフトジンに
LOSS IS MOREは「ロスで社会をもっと豊かに」をコンセプトに、廃棄・非活用素材を生む事業者(LOSSパートナー)と、優れた製造技術を持つ事業者(MOREパートナー)を結びつけ、サステイナブルなプロダクトやサービスを生み出している。
田村フローリスト代表 田村正道さん
「大量に廃棄される生花を有効利用したい」という岩手県内の生花店「田村フローリスト」の思いが、LOSS IS MOREメンバーの1人である井上豪希さんのプロデュースにより、東京の蒸留ベンチャー「エシカル・スピリッツ」と結びつき、「LOSS IS MORE GIN」が誕生。エシカル・スピリッツは、これまで数々の素材をアップサイクルし、廃棄される運命にあった酒粕からジンを蒸留してきた。
廃棄されたロスフラワー 写真提供：田村フローリスト
一般社団法人 フラワーライフ振興協議会※によると、日本国内でのロスフラワーによる経済損失は、年間1,500億円にも上り、小売店が仕入れた量のおよそ30〜40％が廃棄されている。
商品概要
クラフトジン「LOSS IS MORE GIN」は、「母の日」が終わると大量に捨てられてしまうカーネーションを主役に、恒常的にロスが発生している他の花をブレンド。合計3種類(カーネーション、バラ、ユリ)のロスフラワーを使用し蒸留した。
アルコール度数47%、375ml瓶、原料はアルコール(茨城県製造)・粕取焼酎(岩手県製造)。ジュニパーベリー、コリアンダーシード、バラ、カーネーション、甘夏の花、キンモクセイ、ユリなどの植物を使用している。
なお、LOSS IS MOREのフラッグシップショップが7月14日(金)に盛岡市内にオープン。田村フローリストのロスフラワーを使ったドライフラワーや、LOSS IS MORE GINの体験が可能だ。
廃棄されるカーネーションを使用した、花香るスパイシーなクラフトジン「LOSS IS MORE GIN」を味わってみては。
■LOSS IS MORE コンセプトショップ＆カフェ
住所：岩手県盛岡市青山2-24-9
営業時間：10:00～18:00
定休：毎週木曜日、1月1日～5日
LOSS IS MORE公式サイト：https://lossismore.jp/
※参考URL：https://flower-life.org/news/flowerloss
(さえきそうすけ)
配信： STRAIGHT PRESS
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