Sexy Zone・中島健人、『推しの子』アイドル観語る「神格化された存在ではない」


「中島健人」と書いて「アイドル」と読む(写真:サイゾーウーマン)

 Sexy Zoneメンバーが交代でパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)。8月8日深夜放送回には中島健人が登場し、自身の“アイドル観”について語った。

 7月29日、自身のインスタグラムアカウントで人気アニメ『推しの子』(TOKYO MXほか)のオープニングテーマ曲であるYOASOBIの「アイドル」でダンスカバー動画を投稿した中島。「アイドルがアイドルしてみたよ」の文章とともに、TikTokなどで流行しているダンスを、セット裏でライブ衣装のままキレキレに踊っていた。

 この投稿に、原作漫画の作画を担当する横槍メンゴ氏が自身のアカウントで「Sexy Thank you.」(原文ママ、以下同)と反応。また、YOASOBIのスタッフアカウントも「Perfect, ultimate, and sexy」とコメントを寄せていた。

 そこで、ラジオにはリスナーから「この曲はケンティー様に作られたといっても過言ではないぐらいケンティーの曲だと勝手に思っていて、踊ってくれる日をずっと待っていました。想像をはるかに超える無敵で完璧なアイドルでサラスト(サラサラストレートヘア)のケンティーさんは素敵です」との感想が到着。

 また、以前からSexy Zoneのファンであることを公言していた横槍氏は、神奈川・横浜アリーナで開催されたSexy Zoneのライブ『SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterII』を見に行ったようで、7月21日には自身のTwitter(現・X)に感想を投稿。

 そのため、番組には、「Sexy Zoneを絶賛されていたので、まじでケンティーはもちろんSexy Zoneみんなが天才的なアイドル様だと思います」とのメッセージも寄せられた。

 これに中島は、「ありがとうございます」と感謝。そして「うわさによればなんですけど」と切り出し、ジャニーズグループやタレントが個人で運用しているインスタグラムアカウントの中で、中島の踊ってみた動画は「リールの再生回数でナンバーワンらしいです」と、誇らしげに報告。

 そして、「(主人公の)アイちゃんのようなアイドル……天才的なセクシーさって冗談で言いますけど、自分がそういう人間なのかって言ったらちょっと正直思えない」と、素直な胸の内を吐露。自身については、「あの曲のように、あの曲(の中で)崇めたてまつられているように神格化されているアイドルのような立場、存在では僕はないと思っている」という。

Sexy Zone・中島健人、「美しくないもの、美しいものも備えているのがアイドル」

 一方で、「アイドル業界のいろんな面を描いていく『推しの子』って作品は、14、5年前にアイドルを始めた自分にとって、ものすごく共感するところが多かった」としみじみとコメント。

 アイドル業界の表と裏が描かれている同作だが、中島は「美しくないもの、美しいものも備えている、それが僕はアイドルだと思っていて」と切り出した上で、「それを含めて“完璧で究極のアイドル”なのかもしれないし、いろんな要素がないと“完璧で究極なアイドル”“天才的なアイドル様”みたいなものは僕は生まれないと思う」と、「アイドル」の歌詞を引用しながら持論を展開。

 「すべて漂白されたものではなく、いろんな“何か”が渦巻いたその中で、前に進み続けるそれがアイドルなのかなっていうふうに僕は思います」と語り、そのうえで、「この曲をきっかけに、自分自身もキラキラすることができたんじゃないかな」と分析していた。

 なお、インスタに投稿したダンス動画は、ライブの本番5分前に撮影したそうで、「もうアイドルテンションMAXの状態で踊りました」と裏話を明かしていた。

 番組放送後、横槍氏は自身のTwitterで「ラジオききました……(泣)」と反応。そのほか、ネット上では「再生回数ナンバーワンおめでとう」との声とともに、「ケンティーのアイドル観が聞けてうれしい」「ケンティーのアイドル論は、綺麗事じゃないからこそちょっと泣きそうになる」「アイドルでいてくれてありがとう」などの反響が多数集まっていた。

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サイゾーウーマン
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料理や収納など暮らしに関する情報や、芸能、海外ゴシップの最新ニュースを連日発信中。ほかにも、皇室や女子刑務所のウラ話、万引きGメンの現場レポなど、個性豊かなコラムも展開。ほかとは異なる切り口で、女性の好奇心を刺激する記事をお届けします。
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