「鴨汁」は冷たいそばやうどんをつけて食べる、温かいつゆ。合鴨エキスや油脂、熟成した本かえしを用いて鴨の上品な甘さ、うまみを引き出した。お湯で割るだけでも本格的。ネギや鶏肉を加えるとさらにおいしいと好評という。
改良してカツオ風味をさらに増した。包装前面のアイキャッチにして試買を誘う。年越しそばでも活用を訴え、好調な売上げをさらに伸ばす(個食3袋入り税抜き320円)。既存の「〈麺でおいしい〉」は関東南部の武蔵野うどんの「肉汁」を中心に展開。今春はトレンドのニンニク、唐辛子を利かせた「旨辛」を追加し、今期売上げを前年比17%増と拡大している。「旨辛」で癖になる釜玉、味玉などのアレンジメニューを提案し、リピート購入を促す。
「まんじゅうトースト」は焼きまんじゅうの醍醐味(だいごみ)である、焼きたてが楽しめるパンスプレッド。本社のある群馬名物をパンで再現し、新奇性で量販店などから多くの引き合いを得て、出荷量が想定以上になった。認知度を高め、本来予定していたサービスエリアや道の駅などへの展開を図る。
◇日本食糧新聞の2023年7月12日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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