覚悟はしていたけれど、汗が止まらない
©rinu.illustjob
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息子の目が白い原因を突き止めるために、小児眼科を探し、受診した河野さん。その結果、「先天性白内障」と診断されました。ある程度、覚悟はしていた河野さんでしたが、改めて医師から病名を告げられ、激しく動揺します。
生後2か月の息子に見つかった目の病気。受け入れがたい事実に、どんなにショックだったことでしょう。
乳児健診では目の異常は発見されないことがあるそうです。一方、毎日お世話をしている親は、子どもの異常に敏感に気づけることがあります。違和感を覚えたら、ためらわずに病院を受診することが大切ですね。
悲観的な気持ちを抱えた河野りぬさん夫妻ですが、この後は治療を受け、2023年現在は6歳になった息子の成長を見守っています。この作品は、子どもの病気と向き合い、できる限りの治療を受けさせる親の思いがていねいに描かれた漫画です。
『息子に目の障害が見つかった話』の著者である河野りぬさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。
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「当時、息子に降りかかった病について必死に情報を集めました。しかし、ほとんど情報らしい情報がなく、保護者同士の情報交換の場もどこにもありませんでした。
その時の不安な気持ち、よりどころの無さ、社会から切り離されたような孤立感は、いまだによく覚えています。
私たちの経験が、これから同じような病で困っている親子の参考になればと思い漫画にしました。」
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この漫画は子どもの目に関する病気について紹介したものです。子どもの体について心配なことがある場合は医療機関を受診し、医師に相談をしてください。
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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