『24時間テレビ』、約7割が「見ない」と回答! なにわ男子ら出演者は関係なし?


(C)サイゾーウーマン

 8月26日から27日にかけて放送される『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)。今年は、「明日のために、今日つながろう。」をテーマに、なにわ男子(メインパーソナリティー)、ジャニーズJr.のAぇ! group(関西地区スペシャルサポーター)と美 少年(中京テレビメインパーソナリティー)のジャニーズ勢3組が番組を盛り上げます。そのため、放送を楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか。

 その一方で、“夏の風物詩”となっている同番組には、以前から「感動の押し売り」や「マンネリ化」を指摘する声が後を絶ちません。さらに今年は、ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が取り沙汰され、メディアのあり方が問われている状態でもあるだけに、ジャニーズタレントの起用をめぐっては、ネット上で否定的な意見が噴出。

 また、美 少年メンバーはここ数日、ネット上にメンバーのベッド写真や壁にシュークリームを投げつける動画が流出し大炎上中とあって、番組出演に懐疑的な声が上がっています。

 そこで今回は、「今年の『24時間テレビ』見るor見ない?」をアンケート調査。下記の3つの選択肢の中から1つを選び、回答してもらいました。(実施期間:2023年7月27日~2023年8月6日、回答数:292)

・見る

・見ない

・どちらともいえない

1位:見ない 66% 193票


メインパーソナリティーを務めるなにわ男子(写真:サイゾーウーマン)

 調査の結果、なんと全体の7割近くの人が「見ない」と回答していました。寄せられたコメントを見てみると、タレントへの批判の声はほぼなく、やはり性加害問題をうやむやにし続けるジャニーズ事務所に反感を覚える人が多いようです。問題解決の糸口がまったく見えていない中、事務所とべったりな日本テレビの姿勢にも「気持ち悪い」というコメントが寄せられていました。

 また、単純に『24時間テレビ』への関心を失っている人が多い点も見逃せません。投票コメントの中には、「偽善番組なので毎年見ていない」という厳しい意見も。

 今年は、なにわ男子メンバー全員が車いすの少年と挑戦する「ウォーターパフォーマンス」をはじめ、高橋恭平が参加する「イッテQ!遠泳部 琵琶湖横断6時間チャレンジ」、道枝駿佑主演のスペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」などの放送が予定されています。果たして、マンネリ化から脱却することはできるのか、注目が集まります。

 「見る」という意見は29%にとどまったものの、性加害問題に関する事務所の対応には批判の声を上げつつも、「タレントに罪はない」というスタンスのファンが多く見られました。

 中でもメインパーソナリティーという大役を担うなにわ男子は、2021年のCDデビュー以降まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けているグループ。スペシャルドラマで主演するを務める道枝も、これまでさまざまなドラマ・映画に出演し、演技力を磨いてきました。

 今回、「見る」と回答した人の大半が、なにわ男子ファンのよう。これまでの活動に加えて『24時間テレビ』という大舞台となれば、出演をきっかけに新たなファンが増える可能性もあるだけに、番組での活躍ぶりに期待がかかります。

3位:どちらともいえない 5% 13票

 「どちらともいえない」と答えた人は全体の5%と、「見る・見ない」の回答に対してかなり得票率の少ない結果に。

 なお、「感動の押し売り」などと何かと批判を浴びがちな『24時間テレビ』ですが、2021年に実施した「『24時間テレビ』今後も見る? 終了してほしい?」というアンケートでも、過半数に近い人が「終了してほしい」と答えていました。

 今回も「見ない」という声が「見る」に大差をつけ、ネガティブな意見が上回る結果となったものの、長時間放送される番組だけに、「途中から見る」「一部コーナーだけ見る」という人は、もちろんいるはず。放送当日はSNS上の反響もチェックしつつ、見どころを逃さないようにしたいところです。

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