「ペアルック」と聞くと、コメディ調の香り(笑)がして、なんとなく気恥ずかしくなってしまうママもいるかと思いますが、そんなちょっと照れてしまうようなお揃いが楽しめるのも、キッズが小さい時期だけの特権です。せっかくだから楽しまないと損!そこでおすすめしたいのが、全身一緒ではなくて、1点だけペアアイテムを投入する“1点お揃い”のスタイリング。大人のブランドが作っているキッズラインをチェックすると、簡単にトライすることができます。
たとえば、女優として活躍し、3人のお子さんのママでもある一色紗英さんがディレクターを努めるブランド『archi』。そのキッズラインは、毎シーズン大人のアイテムと同じテーマで作られています。レディースと同じ柄の生地を使ったキッズアイテムが多くあるので、テキスタイルでのお揃いを叶えてくれる……。女の子とママは同じ生地の形違いのワンピースを選んだり(上写真)、男の子のTシャツと同じパターンのワンピースをママが着たりと(下写真)、バリエーションも豊富です。
ワンストアで親子ショッピングができるセレクトショップ『UNITED ARROWS green label relaxing』のオリジナルアイテムも見逃せません。特にTシャツは、レディース・キッズ・メンズサイズがあるので、家族全員でのお揃いが実現!お好みのフロントのプリントをチョイスすれば、夏はもちろん、Tシャツやジャケットを合わせたインナーアイテムとしても使えるので、オールシーズンで活躍。「家族でワンセットは持っておきたい!」と思ってしまうアイテムです。(下写真)
いくらワンアイテムと言えど、お洋服でのお揃いはやっぱり恥ずかしい……というママにチャレンジしてほしいのが、雑貨のペアルック。ママ&キッズが同じデザインの靴を履いているというのもユニーク!パリ在住の日本人作家が布のプリントから縫製まですべてを手作りしている特別なエスパドリーユは、『ギンザのサヱグサ』のオリジナル。まったく同じデザインではなく、子ども用には歩きやすく安心な足首のベルト付き。サマーファッションにぴったりな、エスニック調のテキスタイルが人気です。(下写真)
パパもママも両方ともさりげなくオンできる、サングラスの親子ペアはいかがでしょうか。外苑前にある『blinc』は、キッズもセレクトされている眼鏡の専門店。ここで取り扱いのある『EMMANUELLE KHANH』は大人のブランドですが、キッズサイズも展開されているのでブランドでお揃いができます。(写真下4つ)また、ロイド型のサングラスを、キッズは『VERY FRENCH GANGSTERS』 、パパ&ママは『TART OPTICAL』と、あえて違ったブランドで形だけを揃えるというのも一興です(写真上3つ)。