ちょっとしたコツでおいしさ激変!五つ星お米マイスターによる、ごはんのおいしい炊き方

ちょっとしたコツでおいしさ激変!五つ星お米マイスターによる、ごはんのおいしい炊き方

毎日のように食べているごはんだけれど、何気なく炊いているという人も多いのでは? 今回は、「銀座米料亭 八代目儀兵衛」の料理長で、五つ星お米マイスターでもある橋本晃治さんが、ごはんをおいしく炊く方法を伝授。ちょっとしたコツを覚えるだけで、いつものごはんがグンとおいしくなるのを体験できるはず。

八代目儀兵衛、お米の本来のおいしさを求めて

米炊き職人が丹精込めて炊き上げるおいしいごはん

八代目儀兵衛は、お米の目利きや炊き方、保存方法とすべてにこだわり、“究極の銀シャリ”が楽しめるお店。

「同じ新潟産のコシヒカリでも、生産者や育った場所が変われば、味がまったく違うんです。だから僕たちは産地や品種ではなく、粘りのあるものと甘みのあるものなど、異なる特徴を持つお米をブレンドすることで“本当においしいごはん”を食べていただくことを大切にしています」と橋本さん。

お米の目利きやブレンドは、京都にいる兄の隆志さんが担当。低温低速で精米する方法を独自に開発し、米のうまみ、甘みを損なわないように丁寧に精米する。届けられたお米を、晃治さんは毎日、何度か炊き比べて水や火加減、時間を微調整しながら、最高においしい状態に炊き上げる。特注の土鍋釜を使って炊き上げるお米はツヤツヤと美しく、ほんのり甘くて一度食べたら忘れられないはず。

「家庭でも、コツさえ掴めばごはんはさらにおいしくなります。おすすめは土鍋ですが、炊飯器でもおいしく炊くことができますよ」(橋本さん)

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