ちょっとしたコツでおいしさ激変!五つ星お米マイスターによる、ごはんのおいしい炊き方

ちょっとしたコツでおいしさ激変!五つ星お米マイスターによる、ごはんのおいしい炊き方

毎日のように食べているごはんだけれど、何気なく炊いているという人も多いのでは? 今回は、「銀座米料亭 八代目儀兵衛」の料理長で、五つ星お米マイスターでもある橋本晃治さんが、ごはんをおいしく炊く方法を伝授。ちょっとしたコツを覚えるだけで、いつものごはんがグンとおいしくなるのを体験できるはず。

POINT2.お米の研ぎすぎ、力の入れすぎに要注意!

お米を研ぐ際は、お米が割れないようにあくまでも優しく扱うのがポイント。研ぐ回数は1回、水を替える回数は3回で十分と橋本さん。

「まずは、ボウルにお米を入れて水を一気に注ぎ、約10秒間混ぜてザルに上げます。ボウルに移したお米を、優しく握っては離すという作業をまんべんなくくり返したら、あとは水を替えるだけ。ボウルに水を入れてはかき混ぜ、ザルに上げる工程を3回繰り返し、ぬかを洗い流します。新米だったら2回でOK。研ぎ終わったらザルに上げてしっかり水を切りましょう」(橋本さん)

POINT3.おすすめは土鍋炊き!炊飯器は“早炊きモード”で

研いだお米は、浸水させることで芯までふっくら、もっちりとした炊きあがりに。炊飯器でおいしく炊くには、“普通炊きモード”より、自分でお米を浸水させる必要がある“早炊きモード”がおすすめなのだとか。

「一般的な炊飯器の“普通炊きモード”にはあらかじめ浸水時間も含まれているので、すぐに炊いてもOK。ただし、通常より短い時間で浸水させるぶん、おいしさが落ちてしまいます。そのため、自分でしっかりとお米を浸水させる“早炊きモード”の使用がおすすめ。冷蔵庫の中で約1時間浸水させます。土鍋を使って炊く場合は、炊く前にお米を蓋付き密閉容器に入れましょう。その後は、浸水させた水ごと炊飯器・土鍋で炊いてくださいね」(橋本さん)

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