「理解不能な相手」に立ち向かうために必要なこと|三男が学校で初めて泣いた

「理解不能な相手」に立ち向かうために必要なこと|三男が学校で初めて泣いた

この漫画は、安田ふくこ(@3kyoudiary)さんの三男のケイ君が経験した、小学校でのでき事。ケイ君を、クラスメイトのSさんの兄が呼び出し、Sさんに嫌がらせをしていると謝罪を要求します。否定しましたが、一切聞きいれてもらえず、恐怖と混乱でSさんに謝ったケイ君でした。のちに、クラスの女子たちの誇張表現が原因の勘違いだとわかりましたが、Sさんの母親は聞き入れません。この事態にふくこさんは、以前お世話になったママ友を頼るのでした。『三男が学校で初めて泣いた』第18話をご覧ください。

©3kyoudiary

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的確にアドバイスをくれた内田さんの存在はとても心強いですね。トラブルは他の人を巻き込んではいけないと、抱え込みがちですが、巻き込むということではなく、誰かに相談したり頼ることは大人も子どもも必要なことだと思います。

「子どもの糧になる解決」のために親ができることを考えよう

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小学校で同じクラスの女の子に対し、いじわるをしたと決めつけられ、トラブルに巻き込まれたケイくん。話を聞くうちに、相手の子の親・兄までが、ふくこさんの知らないところでケイくんを呼び出して責めていたことが判明します。

世の中に色んな考えを持つ人がいて、同じ年の子を持つ親同士でさえ、子どものトラブルへの対応スタンスが違いますよね。さらに子どもの特性、家庭環境、子ども同士の関係性など多くの要素が混じり合い、スムーズに解決とはいかないことも。

もしわが子がトラブルの当事者になったとき、まずできることは、子どもの話をしっかり聞くこと。そして漫画からわかることは、いきなり相手を責めず、学校に確認を取ることも重要だということです。一方の話だけでは、見えていない背景がありますよね。

子どもを守りたいという親の気持ちが、余計にトラブルを複雑にし、本質を見えにくくするのは残念なことです。一方的な主張をしたり、親の立場を守ったりすることよりも、子どもたちにとって良い解決策を見出す姿勢を持つことが大切ですよね。起きてしまったことは受け止め、その上でわが子も相手の子も成長できるようなサポートをすることが、親ができることなのではないでしょうか。

記事作成: ume

(配信元: ママリ

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