写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

第5回 写真家の川野恭子とむらいさちのワンポイントレッスン
各地で紅葉が見ごろを迎えています。美しく色づいた景色を求め、紅葉狩りに出かける方も多いのではないでしょうか。

お出かけで欠かせないのが記念写真。記念写真もプロが撮れば、ひと味違います。きょん♪さんと、むらいさちさんが栃木県・日光に出かけ、記念写真のコツをお伝えします。

◆プロが教える記念写真の基本◆

まずは記念写真の基本から。ちょっとしたコツで、思い出がキレイに残せますよ。

【逆光では明るく写す】

キラキラ輝く中禅寺湖を背景に撮ったら、暗く写ってしまいました。このように逆光で撮影すると人物は暗くなってしまいます。こんな失敗、よくありますよね。そんなときは、写真の明るさを調整しましょう。

写真の明るさは、一眼カメラなら「露出補正」機能で、スマートフォンなら顔にタッチするなどして調整します。写真を明るくすると、友だちの楽しそうな表情が見える記念写真になりました。湖も明るくなり、さわやかな印象に。

フォトコレ① 2枚組

【風景と一緒に撮るときはカメラの近くに立ってもらう】

男体山の登拝門と一緒に友だちを撮ったら、友だちが小さく写って表情が見えません。そんなときは、友だちにカメラに近づいてもらうだけで人物を大きく写せます。

笑顔が見えて、楽しそうな雰囲気まで伝わってきます。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

撮影者が友だちにググッと寄ると、背景のお堂も人物も大きくなりました。撮影者との距離が近いので親密感が伝わる写真になりました。カメラを少し傾けると、臨場感も出てきます。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

【紅葉と一緒に撮るときは下から撮ろう】

高い木の紅葉が入るように離れた場所から撮影すると、友だちが小さくなり近くに駐車した車まで映り込んでしまいました。紅葉が高い場所にある場合は、下から撮ってみましょう。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

撮影者は地面すれすれにカメラを構えて撮影します。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

◆思い出を楽しく残す記念写真のアイディア◆」

記念写真を撮る最大のコツは、「楽しむ」こと。みんなでワイワイ撮影を楽しみながら、思い出をいっぱい作りましょう!

【ピースで星を作ろう】

みんなのピースをつなげると…星ができるよ♪ カメラを真上から構えて撮影しました。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

ピースの下から撮ると、みんなの笑顔が写り、「楽しい」が伝わる写真になります。スマートフォンならインカメラを使用したり、一眼カメラなら地面に柔らかい布を敷いて置き、セルフタイマー機能を使うと良いでしょう。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

【みんなでジャンプ】

「いっせーのせっ!」のかけ声で、みんなでジャンプ♪ 誰がいちばん高く飛べるかな? カメラは地面すれすれに構えます。ジャンプする人は膝を曲げて飛ぶと、高く飛んでいるように見えますよ。

写真家も実践! 記念撮影の最大のコツは?

●ワンポイントアドバイス

きょん♪「記念撮影のとき、女性は立ち方も気をつけるといいですよ。正面を向いて立つより、体を少し斜めに向いて顔だけ正面見るようにするとスリムに見えます♪」

むらいさち「ボクもよく撮影旅行のときや撮影の仕事の後に記念写真を撮ります。ジャンブの記念写真は、みんなの息がピッタリあったときにキレイな写真になります。何回もジャンプの練習をしたのも思い出です。連射モードやバーストモードを使うとラクに撮影ができます。」

◆撮った写真はプリントしよう◆

スマートフォンのおかげで、いつでも気軽に撮影できるようになりましたが、その撮りたまった写真、プリントしていますか? 画面の中だけでなく、フォトブックやプリントなど、手に取れる形で残すと、宝物のように愛着が湧いてくるから不思議です。フォトコレクションプラスなら、月額280円でフォトブック1冊かL判プリント30枚を作れるので、宝物が毎月増えていく楽しみを味わえます。家に飾ったり、おじいちゃんおばあちゃんに贈ったり…と、思い出を見える形で共有するのも良いですよね。ステキな写真が撮れたら、ぜひ形に残してみてください。



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川野恭子(きょん♪)
川野恭子(きょん♪)
写真家。神奈川県生まれ。Steidl Book Award Japan ノミネート。システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。執筆や講師、トークショー、広告撮影のほか、フォトツアーなど、多岐に渡り活動。横浜にて写真教室「Atelier photo*chocot 」を主宰。著書に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。
写真家。神奈川県生まれ。Steidl Book Award Japan ノミネート。システムエンジニアの職を経て、「空をより青く撮りたい」という思いからカメラを手にする。キッチンから野の花まで、日常の何気ない景色を独特の色と光で切りとる作風で女性からの人気が高まる。執筆や講師、トークショー、広告撮影のほか、フォトツアーなど、多岐に渡り活動。横浜にて写真教室「Atelier photo*chocot 」を主宰。著書に『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)、『写真家きょん♪のふわっとかわいい「ゆるかわ写真」の撮り方ノート』(宝島社)ほか多数。
むらいさち
むらいさち
沖縄でのダイビングインストラクターを経て写真の世界へ。広告写真家の助手後、ダイビングやリゾート雑誌を出版している出版社のカメラマンとして、日本をはじめ世界の海へ訪れる。その後独立。現在は広告や雑誌の撮影を中心に活動。海だけに限らず世界のありとあらゆる場所で「しあわせのとき」をテーマに撮影を続けており、一年の多くを取材先で過ごしている。著書は写真集『きせきのしま』(小学館)、『LinoLIno』『ALOHEART』(LifeDesignBooks)、『FantaSea』(BUNKADO)。共著『よるのこどものあかるいゆめ』(作: 谷川 俊太郎、写真: むらいさち、 マイクロマガジン社)、『光と色の写真の教科書』(技術評論社)、トラベルマガジン『LUKETH』など多数。
沖縄でのダイビングインストラクターを経て写真の世界へ。広告写真家の助手後、ダイビングやリゾート雑誌を出版している出版社のカメラマンとして、日本をはじめ世界の海へ訪れる。その後独立。現在は広告や雑誌の撮影を中心に活動。海だけに限らず世界のありとあらゆる場所で「しあわせのとき」をテーマに撮影を続けており、一年の多くを取材先で過ごしている。著書は写真集『きせきのしま』(小学館)、『LinoLIno』『ALOHEART』(LifeDesignBooks)、『FantaSea』(BUNKADO)。共著『よるのこどものあかるいゆめ』(作: 谷川 俊太郎、写真: むらいさち、 マイクロマガジン社)、『光と色の写真の教科書』(技術評論社)、トラベルマガジン『LUKETH』など多数。