(C)Shugo Siroyagi
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小春の母からの電話で娘・愛が小春をいじめていることを知った赤木加奈子。夫が帰宅後に話し合いの場を設けますが、愛はいじめを否定。無視したことは認めたものの、小春にも原因があると主張します。夫は「悪気があったわけじゃないし、もういいんじゃない?」と言います。「そんなのでいじめなんてひどいよ」という言葉が愛の気持ちを表していますよね。
それまで冷静に話していた加奈子でしたが、2人の話を聞き思いが爆発してしまいます。愛がいじめをしたことを責め、何もないと嘘をついたことを責めます。そして「そんな子に育てた覚えない」と吐き捨ててしまうのでした…。母としての苦悩はもちろんですが、いじめられていた過去を持つ加奈子にとっては受け入れ難いことばかりだったのでしょうね。
「いじめ」はどこから?
愛は「無視はしたけどいじめじゃない」と主張しますが、加奈子は「相手が傷ついたらそれはいじめだ」と主張していますね。それこそが加害者と被害者の立場の違いであり、認識の違いのように思います。どちらの言い分も理解ができますし、その時の状況や立場によって感じ方は変化していく問題なだけに難しいですよね。
この漫画では加害者、被害者それぞれの思いや苦悩、そして子ども本人だけではなくその家族の思いも描かれています。どちらもつらく、本人はもちろん家族にもさまざまな苦悩があることを実感できるのではないでしょうか。だからこそ、家族でいじめや友達との関わり方について話し合う時間が大事ですね。
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記事作成: こびと
(配信元: ママリ)
配信: ママリ
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