秋は太る?! 3つのワケとは
「食欲の秋」と言われ、一年の中で美味しい旬の食材がたくさんあって、食欲も増しますよね。秋になると食欲が増すのには、身体の機能の影響もあるそうです。
【夏バテで落ちた食欲が回復】
夏の暑さから過ごしやすい秋になり、夏バテから解放されます。夏バテで食欲がなくなった身体は、栄養不足から回復するために食べ物を欲すると言われています。食べる量が増えると、余った栄養素が脂肪として蓄えられ、体重増加へと繋がります。
【日照時間が短くなり食欲が増す】
秋になり日照時間が短くなると、セロトニンが不足しやすいと言われています。セロトニンは精神の安定を保つ神経伝達物質で、幸せホルモンとも呼ばれています。太陽浴びる時間で分泌量が調整されます。身体はセロトニン不足を調整するため、食べることで補い精神を安定させようとするそうです。
【気温の低下によるエネルギー消費】
気温が低下すると人間の身体は基礎代謝が上がり、身体はエネルギーを消費します。エネルギーは食べた物で補うため、お腹がすくと言われています。また、寒さに備えるために身体に栄養を貯めようとします。そのため、食べる量が増えると言われています。
ダイエット効果が期待できる旬の3つの食材
秋の旬の食材の中でも栄養素が豊富で、ダイエット効果が期待できると言われている3つの食材をご紹介します。
【キノコ類】
しいたけ、しめじ、舞茸などのキノコ類は食物繊維が豊富に含まれており、便秘改善やコレステロールの上昇を抑えたり、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えたりする効果が期待できると言われています。また、低カロリーなためダイエット中にも嬉しい食材です。
【栗】
ビタミンB群・ビタミンC・カリウム・食物繊維など、ダイエットに効果的な栄養素が豊富に含まれています。渋皮に含まれるポリフェノールは、コレステロールや血糖値を抑える効果が期待できると言われています。小腹が空いた時など、間食に皮が残っている焼き栗を食べるのもオススメです。
また、栗はカロリーが高いため、食べすぎには注意です。1日100g(大きい栗5個、小さい栗10個)が目安です。
【りんご】
低カロリーなりんごは、腸内環境を整える水溶性食物繊維が豊富に含まれています。その中でも、水溶性食物繊維のペクチンが脂肪の燃焼を活発にし、コレステロールの上昇を抑える効果が期待できると言われています。また、りんごに含まれるポリフェノールは、脂肪を分解する働きがあるそうです。
いかがでしたか?美味しい旬の食材をバランス良く摂り、食欲の秋を満喫しながらダイエットを楽しみましょう!