捨てないで!黒いバナナに秘められた栄養成分や適切な食べ頃は?

第34回 注目のダイエット情報をまとめてチェック!
うっかり食べ忘れていたバナナ。もう黒くなったから…と捨ててしまうのはもったいないですよ。実は、黒くなったバナナには、新鮮なバナナよりも栄養が豊富で美容やダイエットに嬉しい効果が期待できるんです!

黒いバナナを食べることで期待できる効果

バナナはしばらく置いておくと、シュガースポットと呼ばれる斑点が現れ始めますが、これは「熟成した」というサインなんだとか。シュガースポットがある黒いバナナは糖度が高く、肌の健康維持に欠かせないビタミンやミネラルなどの含有量も黄色のバナナより高いと言われています。購入後、常温保存で5〜6日ほど経ったものが食べ頃です。

〜黒いバナナを食べることで期待できる効果〜
<免疫力UP>黒いバナナに含まれるリン脂質には免疫力をUPする働きがあります。

<ダイエット>交感神経を刺激し、脂肪燃焼を促すアミノ酸の一種「ヒスチジン」が多く含まれています。

<精神の安定>別名「幸せホルモン」と呼ばれている成分、セロトニンの材料となるビタミンB6とトリプトファンが同時に含まれています。セロトニンが増えることで精神が安定し、不眠を緩和する効果が期待できます。

<便秘の改善>酵素と食物繊維の働きによって腸内の悪玉菌を減らし、便秘をスムーズに改善する効果が期待できます。

捨てないで!黒いバナナに秘められた栄養成分や適切な食べ頃は?

黒バナナを使ったおすすめのレシピ 〜バナナフレンチトースト〜

お家でカフェ気分が味わえる一品!バナナフレンチトーストの作り方をご紹介します。お好みでバニラアイスやチョコソースを添えて召し上がってください。

〜バナナフレンチトースト〜
<材料>
・食パン 1枚
・黒いバナナ 1本
・卵 1個
・牛乳 1/2カップ
・はちみつ 大さじ1
・バニラエッセンス 適量
・バター 10g

<作り方>
1. 食パンは縦半分にカットし、液が染み込みやすくなるようフォークで穴を満遍なく開けます。
2. 黒いバナナ・卵・牛乳・はちみつ・バニラエッセンスをミキサーに加え、攪拌させます。
3. 2をボウルに移し、1の食パンを加えたら液がすべて染み込むまで15〜20分ほど浸しておきまましょう。
4. フライパンにバターを熱し、両面こんがりと焼き色がつくまで加熱したら完成です。

バナナの黒い斑点は体に悪いもの…と思っていた方にとっては意外だったかと思います。美容のためにもこれからはじっくり寝かせた黒いバナナを意識的に食べてみてはいかがでしょうか?

捨てないで!黒いバナナに秘められた栄養成分や適切な食べ頃は?

■この記事は編集部&ライターの経験や知識に基づいた情報です。個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用・ご判断ください。
文・くるみ
文・くるみ
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。
栄養士。原宿・下北沢にてアパレル販売員を経験後、現在はWebライター兼コンサルタントとして活躍中。資格を活かしてヘルスケアやアンチエイジングに関する記事を美容メディア等で発信している。