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「友人関係」に期待を膨らませていた
園や学校生活において、お友達との関係って親としては、かなり気掛かりなことではないでしょうか。私もそうでした。
とにかく保育園では、お友達には手を出し暴れ回る子だったので、仲の良い「お友達」というのはいませんでした。と言っても、私自身も周りの親御さんとの関わりを、当時はシャットアウトしていたこともあるかもしれません。毎日毎日、息子は暴れており、謝ってばかりいた日々。なかなか他のママの中には入れませんでした。
今考えると「息子には合わない環境だった」と納得できますが、当時は正直しんどい毎日でした。
だからこそ、学校生活では不安しかなく「お友だちできるかな」「他の子とうまくやっていけるのかな」「他の子に手を出さないかな」…そんなことを毎日心配していました。
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小さいころは友だちとの距離感もつかめず、本人は遊びたいのに相手には迷惑…そんなことがたくさんありました。親として、本当に見ているのがつらい!本当に何とも言いがたい気持ちになるのです。
でも、考えてみると「まだ小さい子ども」です。分からなくて当然なんです。私は「普通」という概念にとらわれていたんですよね。
「小学校ではうまくいけばいいな」と、強い強い期待ばかりで、自分自身も苦しかった思いがあります。
「孤独」に見えた、息子の姿
小学校4年生から、「バスケットボール」の部活に入りました。父親がコーチということもあり、入部することになりました。振り返ると、この部活生活で息子はよくも悪くも、たくさんのことを学びました。
そして親である「私自身」も、考え方が大きく変化したのです。
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部活中、ずっと一人でいる息子を見ているのがつらくて、「この子はこの先、大丈夫だろうか」…そんな気持ちになったことは数知れません。親としての思いに、私自身が押しつぶされていきました。
誰とも群れず、ただただ真面目に練習に取り組む…そんな息子の姿は、私の目には「孤独」に映っていたのです。
配信: ママリ