結果、皆ハッピー!
「彼氏は喜んでくれて良かったけど、お父さんにあんなカラフルなお弁当を渡しちゃった……。彼氏のことも、まだ話していないけど、何か言われるかしら?」
そんな不安を胸に帰宅すると、驚いたことに父は上機嫌でした。
「いや~。いつものお弁当も良いけど、今日みたいに華やかなお弁当も良いね~! ニンジンが花形に切ってあったり、赤い梅干しを海苔がハートマークで囲んでいたりして、部下や上司からも羨ましがられたよ~」
おめでたいというべきか、お父さんはあのラブリー弁当は自分の為に作ってくれたものだと、思い込んでいたようです。
知人女性は胸をホっと撫でおろしながら「よ、喜んで貰えて良かったわ」と伝えました。
それからも色んなタイプのお弁当を、愛する男性2人に作り続けている知人女性。
彼女なら、きっと良いお嫁さんになれることでしょう!
ltnライター:六条京子