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「私がいなくなったら…」未来におびえていた日々
幼いわが子を見ていると、ふと頭をよぎるのは「私がいなくなったら、この子はどうなるんだろう」ということばかりでした。小さいからこそ、親がいなければ生きてはいけない。そんな彼の姿を見ていると、「まだ来ぬ未来」に恐怖と不安を感じるのです。
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その不安を大きくさせていたのは息子の「障がい」への思いだと思います。「障がい」があるからこそ、将来生きていけるか不安。「障がい」があるからこそ、親がいなくなってからの生活が不安。
私は全てを「障がいがあるから」と考え、不安になっていたのです。
「未来」に目を向ける前に「今」を見る
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うちの息子の場合、知的障害はなく、学校では「支援級」に在籍し、他の小学生と同じような日課で生活しなくてはいけません。いずれ大人になれば、身の回りのことは自分でやりながら生活する必要があります。掃除・洗濯・食事・買い物・仕事などの「衣食住」、わが子にはできるでしょうか。そう思ったときに、未来への不安をなくすことは難しいと思います。
しかし「親として今の自分にできることは何か?」そう考えた時に、やはり地道にそのときを生き、ゆっくりでも生活力を身につけていくことが一番大切ではないかと思いました。
配信: ママリ