1歳ごろの子どもの成長
1歳を迎えるころの子どもは、0歳だった数か月前に比べて、ずいぶんと成長を感じられることが増えてきます。体の発達はもちろん、言語の発達もグンと伸び、大人とコミュニケーションができる面も。しかし個人差が大きい時期ですので、発達の目安は参考程度でごらんくださいね。
・1人で歩けるようになる
・簡単な言葉が理解できるようになる
・積極的に気になった所に一人で探索する
・手や指先を使って、いろんな物を取ったり掴んだりできるようになる
・離乳食から完了食に移行し、自分で食べようとする
・「マンマ」などの片言で話そうとする
・「自分で」が芽生え始める
上記以外にもありますが、このような成長が見られます。子ども本人にしっかりと「〇〇したい」という気持ちが芽生え、周囲と気持ちがぶつかることが増えてきます。そんなことから、おもちゃの取り合いや自分のテリトリーに侵入されるなど不快なとき「噛む」という行動に出る子がいます。
噛みつく原因はいろいろ
噛みつきをしてしまう子どもにも、ちゃんと理由があることがほとんどです。
たとえば、1歳ではまだ難しい「言葉を話す」という手段がまだ未発達なため、噛んで嫌な気持ちを表現していることも。また、欲しいものをお友だちが手で持っているとき、かんで奪い取ることもあります。「相手がまだ使っているかも」など、相手の思いを考えるのが難しい時期ゆえの噛みつきです。
配信: ママリ