あと1品欲しいときに役立つのが、パパッと手軽に作れる「和えるだけ」のレシピ。わが家では、きゅうりの和え物が定番ですが、岡山県の農業女子・高越さんは、なんとズッキーニを使うんだとか。え、ズッキーニって加熱して食べるのが一般的だと思っていましたが、生でも食べられるの!?というわけで、さっそくトライしてみます。収穫の時期は、ほぼ毎日ズッキーニを食べているという高越さん。忙しい農家ならではの、時短レシピですよ~。
【農家直伝】ズッキーニを長~くスライス「リボン風マリネ」作ってみた!”黄金比マリネ液”で口福フルーティー♡
今回の「ズッキーニの和えもの」のレシピを考案したのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」でズッキーニを栽培している高越友紀さんです。
「和えものといえばいつもはきゅうりを使っているんですが、ズッキーニでもおいしそう!と思いついたのがこのレシピ。手間なくサッと一品が作れるので、わが家の食卓にはよく登場します」と高越さん。
ではさっそく作っていきましょう!
塩もみ不要でコリコリ食感♪「ズッキーニの和えもの」レシピ2選
①子どもも大好き!マヨネーズ&カニカマ和え
材料(2人分)
ズッキーニ…1本
カニ風味かまぼこ…70g
マヨネーズ…大さじ2
かんたん酢…大さじ1
塩・こしょう…各適量
作り方
1. ズッキーニを5mm厚さほどの輪切りにする。
2.カニ風味かまぼこは手で裂く。
3. 材料をボウルにすべて入れ、まんべんなく和えたら完成。
②鉄板の組み合わせ!塩昆布+ゴマ油和え
材料(2人分)
ズッキーニ…1本
塩昆布…5g
ゴマ油…大さじ1
作り方
1. ズッキーニを5mm厚さほどの輪切りにする。
2. それぞれの材料をボウルにすべて入れ、まんべんなく和えたら完成。
「どちらも和えるだけですが、しっかりと味が染みておいしいんです。ズッキーニは、きゅうりより水分量が少ないので、塩もみをする必要もなし。カニカマや塩昆布などは常備しやすい食材なので、疲れているときでもパパッと作れちゃいますよ」(高越さん)
さっそくいただいてみます!
まずは、カニマヨ和えから。マイルドな味で、箸休めにぴったり。
塩昆布和えは、ゴマ油が効いてしっかりとした味。塩昆布が、いい~味出してます。
ズッキーニの和え物って初めて食べましたが、きゅうりと違ってコリコリとした食感で、食べ応えあります!
皮つきのまま生で和えただけなのに、味がすぐなじんで、どちらもおいしい。
塩もみしなくていいというのもポイント高め!これは試す価値アリアリですよ~♪
紫外線ダメージを受けた肌もズッキーニで美肌に!?
見た目だけでなく、水分やカリウムを多く含んでいる点では、きゅうりとよく似ているズッキーニ。でも実はウリ科カボチャ属と、カボチャの仲間に当たります。含まれる栄養成分としては、β‐カロテンも豊富。肌の調子を整える働きのあるビタミンCもたっぷり!
各栄養素の肌へのうれしい働きは以下の通り。
β‐カロテン…体内に吸収されるとビタミンAに変換され、皮膚や粘膜などを正常に保ち、潤いとハリのある肌が期待できます。また抗酸化作用もあり、シミやシワ、たるみなどにも効果的!
ビタミンC…こちらも抗酸化作用により、疲労の原因になる活性酸素を除去し、肌のくすみや乾燥、毛穴にたるみにもアプローチしてくれます。
さらに食物繊維も豊富なので腸内環境がよくなるのも、美肌にはうれしいポイントかも。
夏を過ぎても、まだまだ紫外線が強い時期。紫外線を浴びすぎたな…と感じる日は、食事にズッキーニを取り入れてみてはいかが?
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/
配信: あたらしい日日
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