【2023年最新版】スマホでテレビを見る4つの方法!無料のものから高品質なものまで紹介

方法2.動画見放題サービスを活用する

ドラマや映画、アニメファンに特におすすめしたいのが、動画見放題(VOD)サービスを活用するという方法。近年とても勢いのあるサービスです。一定の料金を払うことで、映画やドラマを中心に多くの作品が見放題になります。過去作を中心にコンテンツ量が非常に豊富なのが魅力です。
ただし、各サービスにより特徴が異なっているほか、すべてのドラマや映画、アニメが配信対象ではないので、どのアプリを使うかは比較検討が必要です。ほとんどのサービスに無料体験期間が設定されていて、その間に解約すれば月額費用がかからないため、気になるものがあれば「まずはお試し」することをおすすめします。
代表的なものでは、雑誌などの読み放題までついてくる「U-NEXT」、独自作品や海外作品が充実している「Netflix」、Amazonプライム会員の付加サービスとして利用できる「Amazon Prime Video」などが挙げられます。

【メリット】

様々なジャンルのコンテンツが見放題になる
ドラマやアニメ、映画作品が充実している

【デメリット】

サービスにより配信コンテンツが異なり、契約しているのに観たい作品が配信されていないケースがある
リアルタイムのテレビ視聴ができない
ランニングコストがかかる

※各サービスの情報は2023年9月現在のものです。

雑誌まで読み放題になる「U-NEXT」

「観るのも読むのも、これひとつ。」をキャッチコピーにしているU-NEXTは、動画以外のコンテンツも幅広く配信しているのが特徴。動画コンテンツでは、ドラマ、映画、アニメ、ドキュメンタリー、アイドル番組など随一のラインナップを誇ります。動画以外では、人気雑誌の最新号が読み放題になるほか、漫画やラノベ、書籍を扱う電子書店も併設されています。

システムはやや特殊。2,189円(税込)の月額会費で多くのコンテンツが見放題・読み放題になりますが、最新作などの一部の作品は「ポイント」を消費しないと視聴できません。ポイントは無料体験申し込みで600ポイント、月額会員はひと月あたり1,200ポイントが付与され、それ以上は1ポイント1円で購入する必要があります。

なお、クレジットカード決済やAmazon決済など、ポイント以外の支払方法でレンタル作品、購入作品、書籍を利用したり、ポイントをチャージしたりした場合に、支払い金額の最大40%をポイントで還元する仕組みもあります。

【こんな人におすすめ】

雑誌や電子書籍など、動画以外のコンテンツもまとめて楽しみたい

「U-NEXT」のサイトを見る(外部サイト)

海外作品やオリジナル作品が充実の「Netflix」

動画配信サービスとして、日本上陸時に話題を呼んだのがNetflixです。同サービスの特徴は、海外ドラマや映画が他サービスと比べて充実している点、クオリティの高いオリジナル作品の制作に力を入れている点があります。あなたが海外ドラマのファンで、動画見放題サービスを利用したいというなら、契約するサービスはNetflixで決まりといって良いでしょう。また、受賞歴のあるNetflixオリジナル作品も次々に配信しているサービスです。

月額料金には3つのプランがあり、それぞれ「視聴時の画質」が異なっていますが、視聴できるコンテンツのラインナップには差がありません。もっともお手ごろな広告付きスタンダードプランは月額790円(税込)。ベーシックプランは990円(税込)で、スタンダードプランは月額1,490円(税込)、さらにリッチに映像を楽しみたいなら最上級のプレミアムプラン(月額1,980円/税込)に切り換えていくのが良いでしょう。

【こんな人におすすめ】

海外作品を多く楽しみたい
独占配信のオリジナル作品が気になる

「Netflix」のサイトを見る(外部サイト)

Jリーグ、プロ野球などがごっそり見放題「DAZN」

スポーツファンにはおなじみの動画見放題サービスといえばDAZNです。130以上のスポーツジャンルを、年1万試合以上放映するスポーツに特化した見放題サービスで、プロサッカーJリーグの試合を全試合放送するほか、プロ野球のほとんどの試合もライブで見ることができます。ライブ中継だけでなく見逃し配信もあるため、「贔屓のチームの試合を毎試合見逃したくない!」というスポーツファンには必携といえます。2つのプランが用意されており、グローバルプランは月額980円(税込)、スタンダードプランは月額3,000円から(税込)。

【こんな人におすすめ】

贔屓の試合を絶対に見逃したくないスポーツファン

「DAZN」のサイトを見る(外部サイト)

コスパならNo.1の「Amazon Prime Video」

数ある動画見放題サービスのなかで、もっとも高コスパといえるのが、Amazon Prime Videoです。本サービスの最大の特徴は、Amazonプライムの会員特典であること。つまり、プライム会員であれば、追加料金を払うことなく、会員特典対象の数千本もの人気映画やテレビ番組を見ることができるのです。

逆にいうと、Prime Videoを楽しむには、プライム会員になる必要があり、Prime Videoだけを単独で契約することはできません。Amazonプライムの年会費は税込で5,900円(月会費は600円/税込)なので、他の動画配信サービスと比較するとかなり割安。しかも、対象商品のお急ぎ便、当日お急ぎ便、お届け日時指定便を無料で利用できるほか、Prime Musicなど多様な特典を追加料金なしで受けられます。

一方で、配信コンテンツの豊富さは他サービスに比べて控えめではありますが、Amazonプライムの全ての特典を利用できるメリットを考えて、総合的に契約の是非を判断したほうが良いでしょう。 なお、Amazonプライム会員でなくても、一部のコンテンツはレンタルや購入として都度支払い(ペイパービュー)で視聴することができます。

【こんな人におすすめ】

動画見放題サービスを契約したいがとにかくコストは抑えたい
Amazonでのネットショッピングをよく利用する

「Amazon Prime Video」のサイトを見る(外部サイト)

方法3.ワンセグ・フルセグのチューナーをつける

無料アプリや動画見放題サービスでは、コンテンツを見ることはできても、リアルタイムでのテレビを視聴できません。もし、いま現在放映されているテレビ番組を見たいのなら、Lightningコネクタを使用してアンテナを内蔵したチューナーを取り付け、専用アプリを使ってテレビを視聴します。
もっとも手ごろなのは、iPhoneに対応したワンセグ・フルセグのチューナーです。これさえあれば、1万円台の出費で、iPhoneをテレビとして使えるようになります。フルセグ対応のもののほうが画質が良いので、予算的に問題がなければそちらを選ぶことをおすすめします。

【メリット】

チューナーの機種次第では録画も可能
家の外でもテレビをリアルタイム視聴できる
通信料がかからない

【デメリット】

電波の状況により視聴が快適にならない場合がある
バッテリー消費が激しくなりやすい
チューナーの導入費用がかかる

外出中でもテレビを見られる、外付け型チューナー

Lightning端子でiPhoneと接続する外付けタイプのチューナーは、内蔵されたアンテナで電波を受信します。チューナーごとに対応したアプリが配信されており、そのアプリから番組視聴が可能。テレビ放送の電波を受信するので、番組視聴による通信料はかかりません。

ただし欠点もあります。チューナー側への給電をiPhoneから行うので電池の消費が激しいうえ、チューナーがLightning端子を埋めてしまうため、iPhone 8以降の非接触充電対応機種を除いてはテレビを見ながら充電ができず、長時間の連続視聴ではバッテリー切れを引き起こしがちです。

【おすすめアイテム】

ピクセラ
Xit Stick XIT-STK210
価格:12,980円(税込)

ピクセラ Xit Stick XIT-STK210 について詳しく見る(外部サイト)

iPhone、iPadに対応した、フルセグチューナー。専用アプリ「Xit」を利用し視聴する。フルセグの電波状況が悪い場合、自動でワンセグに切り替える機能を内蔵しており、電波が悪い状況でも視聴が途切れにくい。また、ワンタップで行える録画機能も備える。

※ 対応しているiOSは、iOS 12以降/iPad OS 13以降、対応しているiPhoneはiPhone 5s~iPhone 11。

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