氷を入れるとおいしく炊けるって本当?
「米を炊くときに氷を入れるともちもちになる!」という裏技を聞いたことがある人は多いはず。お米のおいしい炊き方として有名なので、実践している人もたくさんいるのではないでしょうか。
しかし、氷を入れることでお米の炊き上がりや味に本当に違いは出るのでしょうか?この記事では、過去にmacaroni で掲載した、象印マホービンの商品企画担当 三嶋一徳さんに教わった内容を参考に、最新の正しい炊飯方法を紹介します。
それは大昔の話!氷を入れても意味はない
三嶋さんへの取材内容によると……。
現在の炊飯器で炊く場合、氷を入れても炊き上がりに違いは出ないそうです。
たしかに「はじめちょろちょろ中ぱっぱ…」というわらべ歌があるように、ごはんをおいしく炊く秘訣として最初は温度を低く、そこから徐々に沸騰工程へ移行させることは大切なこと。しかし、氷を入れる必要があったのは、まだ炊飯器がなく温度調整がむずかしかった大昔だからだそうです。
現代の炊飯器の場合、そういった温度調整もすべて自動でやってくれるため、氷を入れてもあまり意味がないのです。正しいお米の炊き方はこちら▼
あなたのお米の炊き方、時代遅れかも!新常識をマスターしよう【象印監修】 – macaroni
配信: macaroni