ユキさんは夫・タツヤと義母の3人で暮らしています。自分のことしか考えず身勝手な行動ばかりの夫に、精神的・金銭的に余裕のない生活を送っていたユキさん。離婚さえ許してもらえず、命を絶つことしか考えられないほど追い詰められていたユキさんは、自宅で命を断とうとして意識を失います。昏睡状態のユキさんは夢の中で、髪の毛の一部が紫色の見知らぬ老婆・ネエさんから小さな木箱を受け取りました。目覚めたユキさんは、その話を聞いた義母から産婦人科を受診することをすすめられ、自分が妊娠していることを知ります。しかし、夫に妊娠を伝えても返ってきたのは「ギャンブルの邪魔をしないなら産めばいい」という言葉……。この状況では子どもは育てられないと絶望するユキさんでしたが、その夜、夢の中で自分を「ママ」と呼ぶ女の子と話したことで、出産することを強く決意します。ユキさんが離婚後子どもと2人で生きていく資金を貯めるためにと、義母の協力を得て、夫に期間限定でギャンブルをやめさせることに成功したユキさん。自身も離婚後の基盤づくりを進め、ようやく生まれた娘・カナが生後3カ月になるころ、ユキさんは再び働きに出ることにしたのでした。
働きに出ようとするユキさんに、夫はというと……?
そうまでして結婚してる意味はあるの?
カナが生まれてから少しは愛情を感じたのか、ユキさんが働くことに反対する夫。
しかし資金がまだ足りないユキさんは、義母の助けを借りながら働き続けます。
カナが2歳になったころ、ユキさんはついに夫へ離婚を宣言。
暴力的な言葉で離婚をさせまいとする夫に、ユキさんは「私の人生を邪魔しないで」と強く言い放ったのでした。
生まれた娘に対して愛情を感じてくれた夫に、少し希望を抱いてしまいましたが、やはり夫は変わらないようです。カナが2歳になるまでに、少しでも良い方向へ向かってくれれば良かったのですが……。
離婚への話し合いが、ユキさんとカナ、そして義母と夫が納得して別れられる話し合いになるといいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ババレオ
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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