夫からの支援はなし。ついに離婚を決意
しかも子どもが生まれてからも、夫から渡される金額は変わりませんでした。
そこでA子は「オムツ代の他にも予防接種とか病院代もあるから」と、何度も夫を説得。
やっとの思いで、月5万までもらえるようになりました。
この頃からA子は夫に「俺の稼いだ金だからな」「無駄遣いしたら、許さん」といつも脅されていました。
さすがに精神的なストレスがMAXになり、離婚に向けて行動を始めました。
努力の末、幸せなシングルライフを手にいれる
小さな子どもがいる専業主婦の離婚は、簡単ではありません。
生活力をつけるために職探しを始めたのですが、夫が専業主婦希望のため外で働くのは絶対に許さないだろうし、何より突然働きたいと言い出した妻を怪しむに違いないと、パートに出ることは早々に諦めました。
そこで彼女は、在宅でできる仕事を探します。
会社員時代の経験を活かして電話営業の仕事を見つけコツコツと頑張り、1年後には月20万を安定して稼げるようになりました。
そしてママ友の紹介で知り合った弁護士に、夫からの経済的DVを相談。
その後、無事に離婚でき、今は幸せなシングルライフを送っています。
少しでも自分がパートナーから経済的DVを受けていると感じたら、1人で悩まず信頼できる人に相談しましょう。
そうすれば、必要な支援や情報を得るきっかけになるかもしれませんよ。
ltnライター:広田あや子