クリスマスにぴったりの野菜「ロマネスコ」についてご紹介します!
世界一美しい西洋野菜とも言われる「ロマネスコ」。16世紀頃からイタリアのローマやドイツで生産され始め、アブラナ科のアブラナ属で、カリフラワーの仲間です。
見た目は、ブロッコリーやカリフラワーに似ていて、とても鮮やかなライムグリーン色が目を惹きます。そして何と言っても存在感のある特徴的な形に魅入ってしまった方も多いのでは?
名前の由来は、「ブロッコロ・ロマネスコ」と言って、ローマのブロッコリーという意味からきているそうなんです。カリッコリーやカリブロという別名もあり、和名ではサンゴ礁や黄緑サンゴなどと呼ばれています。
味は、ブロッコリーに似ていて甘味と旨味があり、食感はカリフラワーに似ていてコリコリと歯ごたえがあります。
気になる、クリスマスにぴったりの野菜「ロマネスコ」の持つ栄養とは?
期待を裏切らない栄養満点な緑黄色野菜なんです。
(1)ビタミンC
・コラーゲン合成に必要なビタミンCは、肌の調子を整え、シミ・ソバカスの元となるメラニンの合成を妨げて、美肌や美白効果が期待できます。
・抗酸化作用でアンチエイジングも期待できます。
・喉や鼻の粘膜の健康を守ることから、風邪予防や免疫力アップに。
(2)カリウム
体内の余分な塩分を排出してくれるので、浮腫予防や高血圧の予防に効果的。
(3)食物繊維豊富
腸内の調子を整えて、便秘改善に期待できます。
(4)鉄分
貧血予防に期待できます。
(5)スルフォラファン
フィトケミカルの一種で解毒作用が期待できるため、花粉症の緩和にも効果が期待できます。
美しすぎる「ロマネスコ」は食べても美しい女性に嬉しい野菜なんです!
「ロマネスコ」の調理法からクリスマスにぴったりのレシピまでご紹介!!
「ロマネスコ」の旬はちょうどこのクリスマスの時期。しかも見た目からもクリスマスにぴったりですよね。美味しいロマネスコの見分け方からレシピまでご紹介します。
(1)美味しい見分け方
色が茶色になっていない、綺麗なライムグリーンでずっしりと重くて花蕾が固く締まっている小さ目のもの。
(2)食べ方
ブロッコリーやカリフラワーのように食べる事ができます。たっぷりのお湯で1~2分(お好きな固さで)ボイルし、水にさらさず自然に冷ます。旬の新鮮なものなら、「生」で食べることもできます。
(3)保存方法
固めに湯がいて冷凍保存しましょう。
(4)オススメの料理
・サラダ
・ピクルス
・ポタージュ
・パスタ
・グラタンなど
(5)クリスマスにぴったりなレシピ
「ロマネスコ」自体がまるでクリスマスツリーのように見えませんか?
ということで、この存在感ある美しすぎる野菜をそのまま、ウォータースチーム(蒸し煮)にしてしまいます。ウォータースチームとは、油の代わりに、少量の水と野菜から出る水分で蒸し煮にして、素材の味や甘みをより引き出す調理法です。
【作り方】
1. 鍋に、葉っぱを取ったロマネスコをそのまま入れます。
2. 焦げつき防止の水を大さじ2~3杯鍋肌に沿って入れ、塩をひとつまみ入れる。
3. 蓋をして、弱火で蒸し煮にする。
4. お皿にロマネスコを盛り付け、トッピングに人参や赤や黄色のパプリカなどを飾りつけたら、クリスマスにぴったりなサラダツリーのできあがり。
ぜひ今年のクリスマスは「ロマネスコ」を食卓に迎えてみてはいかがですか?