春菊の季節がやってきた!前菜にもメインにもぴったりな春菊のおいしい食べ方7選

春菊の季節がやってきた!前菜にもメインにもぴったりな春菊のおいしい食べ方7選

すき焼きや水炊きなど、鍋の季節に欠かせない野菜のひとつ「春菊」。独特の香りや風味があり、肉や魚の臭みを消したり、料理のアクセントになったりとほかの野菜にはない魅力があります。しかも栄養満点で、風邪をひきやすい冬にぴったりのうれしい効果も。11~2月頃が旬なので、おいしい時期の春菊をさまざまな食べ方で楽しんでみませんか?

名前は「春菊」でも旬は冬!

春菊の旬は、11~2月頃と冬がメイン。どうやら春に花が咲くことが名前の由来なのだとか。ちなみに花が咲いてからの春菊は、スジっぽくなっておいしさを失うそうですよ。

春菊といえば独特の香りと風味が特徴。この香り成分は自律神経に作用し、胃腸の働きを高めたり、喉の炎症を抑えたりとさまざまな効果が期待できます。

さらにビタミン、鉄分、ミネラルやカルシウムを含み、特に免疫力アップに効果的な“β-カロテン”が豊富。風邪をひきやすい冬こそ、積極的に食べたいですね。

春菊は鍋料理に入れて食べるのもいいけれど、ほかにもおいしい食べ方がいっぱい。そこで、前菜からメインまで、春菊のおいしい食べ方をご紹介します。

まずは前菜から

ブリと春菊のカルパッチョ 熱々ガーリックオイル

加熱して食べる印象の強い春菊ですが、実は生でも食べられます。特に旬の時季は葉がやわらかくて香りも良いので、よりおいしく味わえます。

前菜として楽しむなら、ブリのお刺身と一緒にカルパッチョにしてみては?

ブリのお刺身に、生の春菊とみょうがをのせて、醤油とマスタードをかけて、熱々ガーリックオイルをジュワー。

仕上げに熱したガーリックオイルをかけることで春菊にも程よく熱が入り、香ばしい香りがふわ~! 春菊の葉だけでなく茎も細かく刻んで使うので、食感も楽しめますよ。

マスタードの酸味とみょうがの香りも爽やかで、お酒を合わせるなら、辛口のロゼか軽めの赤ワインと相性抜群です。

ベーコンと春菊と舞茸のサラダ

春菊は生のままサラダにするのもおすすめ。

こちらの「ベーコンと春菊と舞茸のサラダ」は、炒めた厚切りベーコンと舞茸の旨みが春菊と良く合います。

ベーコンはできるだけカリッと焼いた方が、食感のアクセントになって美味。

舞茸なしで作ってもおいしいですし、別のきのこに替えて作ってもいいですね。

春菊といちごのサラダ

春菊は意外とフルーツとも相性が良いって知っていました?

いちごが出回るようになったらぜひ作りたいのが、こちらの「春菊といちごのサラダ」です。

器に春菊、いちご、砕いたアーモンドをのせて、パルミジャーノを薄く削る

バルサミコ酢  大さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1/2
はちみつ    小さじ1/2
 
を混ぜ合わせて、サラダにかけて岩塩をパラパラっと削る。

甘酸っぱいいちごとほろ苦い春菊、コクと酸味のあるバルサミコ酢などのバランスが絶妙。見た目もおしゃれで、おもてなしにもぴったりです。