【きのこの冷凍】種類別の冷凍保存方法と長持ちさせるコツ

きのこを購入した際、すぐに食べない分や一度に食べきれない時は、冷凍保存がおすすめです。冷凍すると旨味もアップするというメリットもあります。この記事では、きのこをおいしく長持ちさせるための冷凍方法を、種類別に解説します。

きのこは「冷凍保存」がおすすめの理由

きのこは低カロリーで食物繊維が豊富な食材です。さまざまな料理に活用できるため、しいたけやえのき、エリンギなど、いくつかの種類を常備して使い分けている方も多いのではないでしょうか。

冷凍なら保存期間は約1カ月!旨味が増すメリットも

きのこはどの種類でも購入したその日に使うのであれば、冷蔵保存で問題ありません。しかし、購入してすぐに使わないのであれば、1カ月ほど保存できる冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存がおすすめの理由は、長期保存が可能になるだけでなく、きのこの旨味が増すともいわれていること。きのこをたくさん購入した際には、日々の料理に活用できるようにぜひ冷凍保存で上手に食べきりましょう。

【きのこの冷凍保存】3つのポイント

きのこは買ったままの状態で冷凍保存すると傷んでしまったり、鮮度が落ちてしまうことがあります。そのため、正しい方法で冷凍保存することが大切です。

1:傷みやすくなるので「洗わない」

いずれのきのこにも共通するのは、まず「洗わないこと」です。
土などがついていても、キッチンペーパーで軽く拭き取る程度にしておきましょう。汚れが気になるからと洗ってしまうと水分を吸ってしまい、色が悪く、傷みやすくなり、冷凍したときにきのこ特有の風味が損なわれてしまいます。

2:「石づき」を落として使いやすい状態にする

また、「軸の先端部分にある石づきを切り落とし、使いやすい状態にしておくこと」も重要です。買った状態のまま保存してしまうと、加熱調理する際に使いづらくなります。たとえば、エリンギは薄切りにしたり、えのきは手でほぐしたりしてから冷凍保存すると調理の時に使いやすくなります。

3:冷凍用保存袋に重ならないように入れ「密閉」して酸化を防ぐ

そして冷凍用保存袋に入れる際は、「重ならないように入れてから袋の空気を抜いて密閉すること」が重要です。平らにすることで冷凍も調理もしやすくなります。また、食材は空気に触れると酸化が進んで傷む原因になるため、保存袋にきのこを入れたら空気をしっかり抜き、密閉してから冷凍してください。

なお、冷凍したきのこは解凍せず、使う際は凍ったまま加熱調理に加えましょう。

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