忘れたらソンする!?産後に出す届けは何がある?

第3回 出産前に押えておくべき4つのポイント
赤ちゃんが生まれた喜びも束の間、出産後には様々な手続きを行わなければなりません。手続きの期限が短いものもあるので、モレがないようにきちんと済ませましょう。

忘れてはいけない届出3つ

●忘れてはいけない届出3つ

赤ちゃんが生まれたらまず、2週間以内に役所へ出生届を提出します。出生届は病院からもらえることがほとんどですが、もらえない場合もあるので、事前に役所で用紙をもらい、退院までに病院に必要項目を記入してもらうと手間が省けます。合わせて出生通知票の提出も行います。母子手帳交付のときにもらったはがきに必要事項を記入し保健所へ送付して完了。これで健康診断や予防接種を受けられます。次に、健康保険への加入。会社の保険に入るのであれば勤務先窓口、国民健康保険であれば住民票のある役所で手続きをします。健康保険に加入したら、乳幼児医療費助成制度を活用するとよいでしょう。所得や年齢に応じて助成金がもらえます。

家計の救世主、助成金の申請もお忘れなく

●家計の救世主、助成金の申請もお忘れなく

これらの手続きと同時に進めたいのが、助成金への申込みです。すぐに申請しておきたいのが児童手当。子どもの年齢や人数に応じて毎月補助金をもらえる制度ですが、さかのぼっての請求ができないので、早めに役所で申し込んでおくのがベスト。出産費用の一部をまかなってくれる出産育児一時金への申し込みもぜひ。母親が加入している健康保険の窓口で申請できます。働いているママは育児休業給付金や、出産手当がもらえる場合があるので勤務先の健康保険窓口に問い合わせましょう。退職していても、退職後6カ月以内の出産であれば手当がもらえる場合もあるので、確認した方がお得です。

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