こんにちは♪食品はもとより光熱費や日用品まで値上げが続いている昨今、節約の意識がジワジワと高まっている、管理栄養士のともゆみです。というわけで今回は、料理上手芸人のロバート馬場さんが自身のYouTubeチャンネルで披露していた、節約料理「大根餅」にチャレンジします。餅とは言いつつも、大根は細~い千切りにして食感を残してあるのがミソ。食べ応えがあって大根本来のおいしさが楽しめるように設計してあるんですよ♪では、さっそく!
【食べるSDGs】え、刺身のつまで⁉想定外なシンデレラレシピ「もっちり大根もち」作ってみた!ぷるぷる♪
「もっちもち大根餅」に挑戦してみた!
【材料】
大根…300g
米粉…大さじ4
青ねぎ…3本
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
塩…ひとつまみ
ゴマ油…小さじ1
〈タレ〉
しょうゆ…小さじ1
酢…小さじ1
ラー油…少々
【作り方】
1.大根は洗い、葉があれば葉も使い、細かくみじん切りにします。小ねぎは小口切りにします。大根は皮ごと使い、皮付きのまま細目の千切りにします。千切り器を使いました。
※1.今回は葉がなかったので使いませんでした。
※2.わたしが使った千切り器は下村工業のツマ切りピーラー。馬場ちゃんは貝印のセレクト100だそうです。
2.鶏ガラスープの素、塩を入れて揉みこみます。水分が出たら少しずつ米粉を加え、混ぜ合わせます。米粉が合わさったら、青ねぎも合わせます。
3.フライパンにゴマ油を引いて、中火にします。大根を薄く丸めて焼いていきます。
4.焼き目がついたらひっくり返し、フタをして中弱火で蒸し焼きにします。じっくりと中まで火を通します。フタをしてから4分蒸し焼きにしました。
5.小皿にタレの材料を入れます。油分の入っているラー油を先に入れると、きれいに分かれたタレになります。
6.4を盛り付け、5を添えて出来上がりです。
もっちもちの千切り大根餅
中の食感がもっちもちで外側がパリッとしています。ゴマ油が効いていてたれともよく合いますね。わたしの知っている大根餅は、大根をすりおろしたものなのですが、すりおろすと大根の食感がほとんどありません。この大根餅は千切りにしてあることで、大根の食感が残っています。こうすると食べ応えも増しますし、大根そのものの味もちゃんと楽しめます。千切りでも細い千切りなので、米粉のもちもちと合わさってうまくまとまっています。食べやすくてパクパクいけちゃいますね。
大根の栄養素
大根の部位によって主に含まれる成分の割合が違っています。葉に近い上部には、でんぷんの消化を助けるアミラーゼが、先端部には解毒作用や抗酸化作用のある辛味成分のイソチオシアネートが多く含まれています。また、皮の近くには免疫力をアップするビタミンCが多く含まれています。葉は緑黄色野菜で、β‐カロテン、ビタミンC、カルシウムが豊富。また、根、葉ともに食物繊維が多いので、便秘解消や整腸作用が期待できます。
この大根餅は、わたしが知っているすりおろした大根餅ではなく、千切りにした大根餅でしたが、これはこれで大根の味をしっかりと感じられておいしかったです。簡単、おいしい、節約が叶います。ぜひお試しくださいませ。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
配信: あたらしい日日
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