【栁川さん家のパンのある生活~第8回~】基本の黒糖蒸しパンとアレンジ

【栁川さん家のパンのある生活~第8回~】基本の黒糖蒸しパンとアレンジ

「シンプルな料理をより美味しく!」をモットーに、毎日食べても飽きない「おうちごはん」が得意な栁川かおりさん。インスタグラムやブログではパンレシピを度々アップし、定評を集めています。そんな栁川さんに「栁川さん家のパンのある生活」と題し、パンのこね方から、アレンジ方法まで幅広くご紹介していただきます。
今回は、なつかしい味わいが魅力の蒸しパンの作り方をご紹介します。4つの蒸しパンアレンジもご紹介しています。ぜひ作ってみてください!

 

寒い日のおやつに食べたい!ふかふか蒸しパン

材料もシンプルで工程も少ない蒸しパンは、思いついたら15分あれば作れるパパッとおやつ。シンプルだからこそ、少しのコツでぐっと美味しくできますよ。表面がぱかっと割れて花が咲いたようになったのは、ふかふかに蒸しあがった証拠です。

できたてのふかふか蒸しパンを、手でちぎりながら食べるなんて幸せですよね。ぜひ作ってみてください!

 

黒糖蒸しパンの作り方

【材料(4~6個分)】
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
重曹 小さじ1/4
黒糖 60g
水 100g
サラダ油 大さじ1

【作り方】
1.粉類を合わせる。


薄力粉にベーキングパウダーと重曹を入れ、黒糖を加えて泡だて器で混ぜます。ベーキングパウダーだけも作れますが、重曹を使うとより軽さのある“蒸しパンらしい“ふんわり感がでますよ。

2.生地を作る。


1に水を加えて混ぜ、粉っぽさが少し残る程度でサラダ油を加えて混ぜます。全体になじむ程度で、あまり混ぜすぎないように注意してください。これで生地作りは終わりです。

3.型に生地を流し込む。

型の8分目まで生地を流し入れます。型はプリンカップやココット型にグラシンケースを入れてもいいし、マフィン型などを使ってもOK。大きさによりますが、4~6個くらいできます。

4.蒸す。

“花が咲く”(=表面がぱかっと割れてふかふかに蒸しあがった状態)ためには蒸し方が一番のポイント。蒸気の上がった蒸し器に入れて強火で一気に蒸します。時間は10分を目安に。ずっと強火で加熱していくと意外と水分が減ってしまうので空焚きにならないように注意してくださいね。

これで花が咲いたふかふかの蒸しパンのできあがり!

●このレシピをお気に入り保存する
『花が咲く。黒糖蒸しパン。』

 

次ページ >

蒸しパンのアレンジいろいろ

材料もシンプルなので、基本の黒糖蒸しパンの作り方をベースにいろいろなアレンジを楽しんでみませんか。抹茶や牛乳、さつまいも味などアレンジ自在です!

 

抹茶の香りが口に広がる!抹茶小豆蒸しパン

粉類に抹茶パウダーを混ぜて作れば、グリーンが鮮やかな抹茶味の蒸しパンに。生地を流し入れたらスプーン1杯ずつ茹で小豆を落として蒸し上げます。小豆の甘さもあるので、砂糖の量は少し控え目でも。

●詳しいレシピはこちら
『抹茶小豆蒸しパン。』

 

しっとり美味しい!牛乳蒸しパン

水を牛乳にして作ると、少ししっとり感が出て牛乳の甘さを感じる蒸しパンができあがります。優しい甘みで食べやすく、小さい子どものおやつにぴったり!

●詳しいレシピはこちら
『牛乳蒸しパン。』

 

爽やかに柚子が香る!柚子しょうが蒸しパン

爽やかな香りに癒される柚子の蒸しパンです。水に柚子の果汁を加えて作ります。柚子の皮を刻んで加えるとより風味がでますよ。しょうがはお好みでどうぞ。

●詳しいレシピはこちら
『柚子生姜蒸しパン。』

 

さつまいも蒸しパン

さつまいもがごろごろ入った、どこかなつかしい雰囲気がする蒸しパンです。ひとつの型で大きく作ると、さらにふかふかにできあがりますよ。

●詳しいレシピはこちら
『ふかふか。さつまいも蒸しパン。』

なつかしくてほっと落ち着く、蒸しパンのレシピを紹介しました。シンプルな材料で簡単に作れるのでとってもおすすめです。蒸したてを味わえるのは、手作りならでは。花が咲いたように表面がぱかっと割れたふかふかの蒸しパンを目指して、ぜひ作ってみてください!

 

これまでのパン連載はこちら
・栁川さん家のパンのある生活

 

このコラムを書いたNadia Artist


栁川かおり
https://oceans-nadia.com/user/11285

 

関連記事: