【カップ麺の超アレンジ】情熱のオレンジ♡シーフードヌードルで「パエリア」に挑戦♪世界的シェフのアドリブは凄かった

【カップ麺の超アレンジ】情熱のオレンジ♡シーフードヌードルで「パエリア」に挑戦♪世界的シェフのアドリブは凄かった

パエリアはスペインの代表的な料理。日本人の嗜好に合うお米料理ですが、家で作るのは大変なので料理店へ行くのがふつうですよね。なんて思っていたら、TBS系の番組『情熱大陸』のYouTubeチャンネルで、自宅でできるパエリアを紹介していました。作ってくれたのは、東京・赤坂の人気レストラン「TAKAZAWA」のオーナーシェフ髙澤義明さん。世界的に有名なシェフが披露したレシピは…なんと!カップ麺を使うという斬新すぎるものでした。さっそく作ってみることに♪

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「TAKAZAWA」オーナーシェフ髙澤義明さんは、調理師学校卒業後、様々なジャンルのレストランで働き、料理人として働く傍らシニアソムリエ資格も取得。2005年、29歳の若さで赤坂にARONIA DE TAKAZAWA(その後TAKAZAWAへ変更)をオープン。 現在に至ります。その一方で名だたる海外ホテルでのゲストシェフを務めるなど、その活躍の場を世界に広げているシェフです。

【カップ麺アレンジ】シーフードヌードルで作るパエリアの材料と作り方

【材料】※1人分
・シーフードヌードル…1個
・玉ねぎ…1/4個
・にんにく…1かけ
・無塩トマトジュース…90g
・水…150ml
・パプリカパウダー…20振り程度
・サフラン…5振り程度
・オリーブオイル…適量より少し多め
・レモン(国産)…厚めの輪切り1枚

玉ねぎとにんにくはみじん切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:10分
1.シーフードヌードルを開けて中身をボウルに出し、麺を手で砕いてベビースターラーメンのように細かくします。

※試しにビニール袋に入れて砕いてみたら、麺が硬くて袋が破けましたのでお勧めしません。

2.フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、にんにくを焦がさないように炒めます。

3.玉ねぎを加えて、焦がさないようにしんなりするまで炒めます。

4.パプリカパウダーを加えて、全体をよく混ぜます。

5.サフランを加えて、全体をよく混ぜます。

6.トマトジュースを加えます。


7.沸いたらシーフードヌードルを全部入れます。

8.ムラがないように全体をよく混ぜます。

9.水をひたひたになるくらいに入れます。

10.火を少し強くして2~3分、煮詰めるようにくつくつさせながら表面の泡がなくなるまで火を入れます。

11.フライパンの縁にそってオリーブオイルを一回しします。

12.レモンの輪切りを一切れ乗せれば出来上がりです。

パエリアはなんとなくハードルの高そうな料理と思われていますが、そもそもパエリアの語源はフライパンから来ていて、最近流行りのワンパンでできる農民の昼食だったということなんです。なんといっても歴史の長い料理ですので、水分を飛ばす、飛ばさないなどの調理法や具材に関しても千差万別です。ちなみにパエリアは米で作る料理で、麺で作った場合はフィデウアという名で呼ばれます。専用のパエリア鍋で作らないといけないなどとよく言われますが、フライパンでできますので、スペインに行かなくてもスペイン料理専門店に行かなくても、家でパエリアは食べられるのです。

髙澤義明シェフのレストランは外国の雑誌記事などに取り上げられたことから、世界中から美食家が訪れるようになり、またシェフのその確かな腕をふるって欲しいと海外に何度も招待されるなど、日本と海外を食で結ぶ大きな役割を果たしてきました。もしかしたら、国内よりも海外の方が有名かもしれません。その髙澤シェフがカップ麺でアレンジ料理をするのですから、ホントに驚きです。

お湯を入れるのではなく煮込んでいる分、麺にしっかりとスープが染み込み、いつものシーフードヌードルよりも複雑な味に仕上がります。アツアツのまま口に入れるとシーフードヌードルとトマトの味がして、確かにパエリアっぽいことに驚きました。水分を飛ばしてしまうので、塩が入ったトマトジュースだと塩気が強くなりますので、やはり無塩がおススメです。簡単に作るためにトマトジュースを使っていますが、時間があるならフレッシュなトマトでも大丈夫です。ただしその場合は皮の処理など工程が増えるので、やはりトマトジュースの方が簡単です。

最後は表面の泡の状態で出来上がりを見極めなければいけませんが、麺が結構水分を吸っていますので、気持ち長めに火を入れて意識的に焦げを作るくらいがおいしいです。実際おこげになった部分を食べると、少しカリっとした食感でおいしくできていましたよ。またレモンが味のいいアクセントになりますので、薄い輪切りではなくて厚切りの方がおススメ。まさかの材料で作ることができるパエリアですので、ぜひ作ってみてください!

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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