水菜に含まれる栄養素とその効能とは?
水菜は京菜(きょうな)とも呼ばれており、一年を通してスーパーなどで見かけるようになりましたが、11〜2月が旬の野菜です。水菜という名から水分が多いと思われがちですが、美容や健康効果が期待できる栄養素が豊富に含まれているんですよ。
【ビタミンでアンチエイジング】
水菜はビタミンB・C・E・Kなどのビタミン類、体内でビタミンAに変化するβ-カロテンを豊富に含み、さらにポリフェノール類も含むことから、老化の抑制や肌のシミやくすみを抑えたりするアンチエイジング効果が期待できると言われています。
ビタミンB群やCの効果を生かすのなら生のままサラダなどに!β-カロテンはビタミンEが豊富なゴマ油などと一緒に摂ると吸収率がアップするそう。
【カルシウムで骨を丈夫に】
水菜に含まれるカルシウムは100gあたり210mgです。牛乳が100gあたり110mgなので約2倍の量!カルシウムは骨や歯を生成し丈夫にする効果が期待できるため子どもの成長や発育には欠かせません。大人でも骨粗鬆症を予防するのに大切な栄養素です。
【食物繊維で便秘予防】
水菜には不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は、腸内で水分を含むと数十倍にふくれ、大腸の蠕動運動を促進し便秘予防、身体の中の不要なものを排出するデトックス効果が期待できると言われています。
水菜は肉や魚などの臭みを緩和する効果があり、鍋に良く使われるのもその一つです。栄養素を逃がさないようにするためには、加熱しすぎないことがポイントです。
水菜の選び方と保存方法!
葉は緑色、茎は白色とみずみずしく、ピンとしているものがおすすめです。根元が小ぶりで切り口が小さいものが美味しいですよ。水菜の鮮度は早く過ぎ、変色します。根元が傷み始めてるものは避けましょう。
冷蔵庫で保存する時は、乾燥しないように湿らせたキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫に立てて保存しましょう。
いかがでしたか?水菜はサラダや鍋だけでなく、スープや煮物、炒め物などいろいろな料理に使いやすい野菜です。栄養豊富な水菜を摂り入れて、寒い冬を乗り切りましょう!