巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」の代表作。3段重ねのいちごのショートケーキ【ショートケーキ図鑑】

巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」の代表作。3段重ねのいちごのショートケーキ【ショートケーキ図鑑】

巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」の看板メニューといえば3段重ねのいちごのショートケーキ。シンプルな「ブラン」とほんのりリキュールを効かせた「ルージュ」があるけれど、初めて食べるならまずはやっぱり「ブラン」をどうぞ。

そっくりな2種類のショートケーキの見分け方とは?

巣鴨の老舗パティスリー「フレンチパウンドハウス」を代表するケーキといえば、3段重ねのいちごのショートケーキ。ガラスケースには、ごくシンプルにスポンジとクリーム、いちごを重ねて作られた「ブラン」と、いちごのリキュールがクリームに加えられた「ルージュ」の2種類が並ぶ。そっくりな2種類のケーキの見分け方は、クリームの絞り方と、ルージュの方のクリームがほんのりピンク色を帯びていること。

どちらも“口どけ”を楽しめる。スポンジは粗めに、気泡を多く仕上げ、生クリームはややゆるめになっている。ルージュのクリームにはメレンゲを加えているので、より口当たりが軽いのも特徴。

シンプルなお菓子だからこそ、スポンジの焼き加減や、クリームの立て方や甘さ、いちごの糖度や硬さなど、すべての要素が重要。

毎日、細心の注意を払い、心を込めて作られるショートケーキはどちらもファンが多いという。ぜひふたつのショートケーキを食べ比べてみて。

まずはスタンダードな「ブラン」からどうぞ

オーソドックスな「ブラン」は子供からお年寄りまで愛される、定番のおいしさ。国産小麦粉や三温糖を使って作られるスポンジにいちご果汁を染み込ませ、乳脂肪分が異なる3種類の生クリームを合わせてバランスをとっているという。

中にも上にも、たっぷりいちごを使うのもこだわりだという。口の中で溶けるように軽やかに消えるスポンジとクリーム、みずみずしいいちご。これだけのために、遠方から何度でも足を運ぶ人が多いというのも納得のおいしさ。

ブラン

価格:テイクアウト886円(税込)
発売期間:通年

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