【シェフ脇屋の中華レシピ】バナナとバターのふんわり甘い香り♡「焼きバナナマーラーカオ」にトライ!

【シェフ脇屋の中華レシピ】バナナとバターのふんわり甘い香り♡「焼きバナナマーラーカオ」にトライ!

中国料理の巨匠・脇屋友詞シェフがYouTubeチャンネルで珍しく、スイーツレシピを紹介していました。それは、フライパンで作る「焼きバナナマーラーカオ」。作り方も材料も驚くほどシンプル。フライパンで輪切りにしたバナナをバターでこんがり焼き、そこに、小麦粉、砂糖、卵などを混ぜた生地を入れ、フタをして蒸し焼きにするだけ。生地は卵を泡立てたりせず、材料をただ混ぜるだけなので楽チンです♪

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アイアンシェフ・脇屋氏が手がける中華系スイーツ

中華の脇屋友詞シェフとは、2012年からフジテレビ系列で放送されていた『アイアンシェフ』で、真剣料理対決をしていた中華のアイアンシェフ。
現在は東京・赤坂にある中華の名店・一笑美茶樓などのオーナーシェフとして、伝統的な古きよき味わいを大切にしながら、シェフのオリジナリティを加えた中国料理を生み出しています。そんな脇屋シェフが自身のYouTubeチャンネル『Wakiya YujiのYUJI CHANNEL』で披露していたのが、今回の「焼きバナナマーラーカオ」なんです。

マーラーカオとは?

マーラーカオとは中国風の蒸しケーキのこと。中国語で馬拉(マーラー)はマレーシア、糕(カオ)はケーキとかカステラという意味だそうです。

なぜ、中国なのにマレーシア?と疑問がわいたので、調べてみると、名前の由来は「マレーシアから伝わったお菓子だから」など、諸説あるようです。

では、脇屋シェフの超簡単「焼きバナナマーラーカオ」を作ってみましょう。

フライパン1つで出来る「焼きバナナマーラーカオ」の材料と作り方

【材料】3~4人分
バナナ…1本
薄力粉… 60g
砂糖… 60g
卵 …1.5個分
生クリーム…大さじ1と1/2 ※牛乳でもOK
ベーキングパウダー…小さじ1と1/2
バター…22g

バナナは熟しているものがおすすめとのこと。バターは有塩・無塩の指示はなかったので、無塩バターを使用。今回は生クリームではなく、牛乳を使います。

【作り方】

1. バナナは7~8mmの厚さに切ります。

2. 砂糖と小麦粉をふるってボウルに入れます。

3. 2に溶いた卵を入れ、ヘラなどでさっくり混ぜたら、生クリームor牛乳を入れて混ぜます。

さらにベーキングパウダーを加え、生地としっかり混ぜます。

4. フライパンにバターを入れて溶かし、バナナを弱火で焼きます。

バターを焦がさないように焼きましょう。

バナナの香りが立ち、バナナのまわりがとろっとしてきたら、3を流し入れ、フタをして、弱火で8~10分焼きます。

ちなみに、わたしが使用したのは直径約20cm、深さ約5cmのフライパン。実は最初、直径約26cmのフライパンを使ったら、生地が全体に行き渡らず、すっかすかのぺっらぺらになって失敗(笑)。なので、生地を作り直して2回目のチャレンジです。

また、わが家には直径約20cmのフライパン用のフタがないので、アルミホイルをかぶせて、フタ代わりにすることに。

8分後、アルミホイルのフタをとってみると…。

あらら。

フライパンの大きさはよかったのですが、どうやらフライパンの深さが足りなかったみたい。生地が膨らんだところまではよかったものの、アルミホイルのフタにべっちょり生地がついていました…トホホ。なかなかうまくいきませんね。

今回の失敗から、このレシピの分量の場合、フライパンは直径約20~22cmくらい、深さ6cm以上あるものが失敗なく作れるかなと推測します。

5. 4をひっくり返し、再びフタをして10~12分焼きます。

ひっくり返すのも難しそう…。

フライ返しでフライパンから生地を剥がして、エイッ、ヤーとひっくり返すと…。

あらら。

バナナはいずこに…。

たくさんあったバナナがどこかに行ってしまいました。とろんとして形が崩れたバナナが、チラホラ確認出来る程度(笑)。フライパンにくっついたままのバナナもいくつかあるようだし、加熱する間にとろとろになりすぎて、形がなくなってしまったものもあるみたい。

脇屋シェフの使っている高級バナナ(おそらく)と違って、わたしが使ったのは3本120円のお買い得バナナだったので、実が崩れやすいのかも。まぁ、単なる料理の腕の違いなのかもしれないけど(笑)。

理由はいろいろありそうですが、バナナを焼いた後、さらに生地を入れて焼くので、長時間の加熱に耐えられるよう、バナナは7~8mmの厚さよりもっと厚く切った方がいいかなと思います。

ひっくり返してから10~12分焼くとのことですが、今の状態を見る限り、そんなに焼くと焦げ焦げになりそうな予感。そこで、6分焼いて様子を見ることに。

6分後、竹串を生地に刺してみると、どうやら焼けているようなので、これで出来上がりとします。

まな板にのせると、こんな感じ。

とほほ。

見た目は悲しみで溢れていますが、香りは最高です!バナナとバターのいい香りがします。

調理時間は19分。ほぼ焼き時間で、下準備はバナナを切って、生地を混ぜるだけなので3分ほどで完了します。

では、食べやすい大きさに切って、いただきます!

おお~、しっとり&ふわっふわ♪バナナの香りがふんわり香り、ほんの少し牛乳を入れただけですが、牛乳のミルク感もあって、甘味にやわらかさが加わっています。味は最高♪

とはいえ、レシピの砂糖の量だと甘すぎると感じる方もいるかも。砂糖の量は様子を見ながら調整してもいいのかもしれません。

それより何より残念なのは、主役のバナナ。生地をひっくり返す際に、下に残ってしまったバナナは焦げ焦げになってしまったので、生き残ったバナナはほんのわずかな量(涙)。なので、バナナの風味はあっても、バナナの実を楽しむ部分は少なくてものすご~く残念です。

そこで、バナナ1/2本(分量外)をバターで軽くソテーして、後のせすることに。

バナナの爽やかな甘味とトロッとした実の食感が加わって、さらに、さらに、おいしくなりました。最高です!やっぱり、風味だけでなく、バナナの存在があった方が、何倍もおいしいです。

レシピのように、ソテーしたバナナの上に生地を流して焼くと、ひっくり返すときも失敗しやすいので(わたしの場合)、軽くソテーしたバナナを半分、生地と混ぜて焼き、ひっくり返した後、残りのバナナを生地にのせて、フタをして加熱すれば、バナナの風味も生地につくし、バナナの存在もなくならないかなと思います。次回は、この方法で作ってみようと思います。

脇屋シェフの「焼きバナナマーラーカオ」は、バナナの風味が香るふわふわのケーキでした。わたしは見事に失敗しましたが(笑)、材料を混ぜてフライパンで焼くだけと簡単な工程も魅力です。作る際、わたしの失敗を参考にしていただければ幸いです。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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