【ホケミで完璧】絵本『ぐりとぐら』に出てくる「カステラ」作ってみた♪ふわっふわの極みに到達して大優勝!

【ホケミで完璧】絵本『ぐりとぐら』に出てくる「カステラ」作ってみた♪ふわっふわの極みに到達して大優勝!

青と赤のつなぎにとんがり帽子がトレードマークのふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」が、絵本の中で作っていた、フライパンいっぱいに膨らんだふわふわのカステラ。な、な、なんとホットケーキミックスで簡単に作れるんですって!料理研究家のゆかりさんがYouTubeで紹介しているレシピで、ホケミ以外の材料は卵と砂糖とバターのみ。家庭にある身近な4つの材料で”あのカステラ”が作れるなんて…これは、みんな作るでしょ!

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今回作るカステラが登場するのは、1967年に発行された絵本『ぐりとぐら』(作:中川李枝子 絵:大村百合子)。お料理することと食べることが大好きなふたごの野ねずみ、ぐりとぐらが、ある日、森で自分たちでは運べないくらい大きな卵を見つけたことから始まるお話。その大きな卵で作ったのが、フライパンいっぱいに膨らんだふわふわの黄色いカステラです。

そんな『ぐりとぐら』に登場するカステラがホケミで簡単に作れるとは驚きですよね。

さっそく作ってみましょう♪

絵本『ぐりとぐら』の「カステラ」をホケミで作ってみよう!

材料と作り方はこちら。

【材料】15cmのスキレット1個分

卵…2個
砂糖…20g
ホットケーキミックス…20g
バター…5gくらい

バターは無塩or有塩の指定はなかったので、今回、有塩バターを使いました。

【作り方】

1. バターを耐熱容器に入れ、ラップをせず、電子レンジ(600W)で30秒加熱します。今回、室温が高かったせいか、バターが常温に戻っていたので、10秒ほどで溶けました。30秒だと加熱しずぎの場合もあると思うのでご注意を。

2. スキレット全体に溶かしたバターをハケなどで塗ります。溶かしバターを塗るとふっくら仕上がるそうです。

3. 卵は白身と黄身を分け、それぞれボウルに入れます。カラザが気になる方は取り除いてくださいとのこと。

まずは、黄身から作業します。白身は出番が来るまで、冷凍庫に入れて冷やしておきます。冷蔵庫ではなく冷凍庫なんですね。凍らないかしら。まぁ、黄身の作業をする短い時間だけだから大丈夫か…。

気になることがもうひとつ。ゆかりさん曰く「白身は冷やす方が泡立ちが早い」とのこと。調べてみると「卵白は冷やすと泡立ちにくくなる」との意見もあり、どっちなんでしょう?謎(笑)。泡立つスピードは別として、冷やす方がキメの細かい泡が立つようなので、冷やしてから泡立てるのが良さそうです。

では、黄身の作業に取り掛かります。

泡立て器で黄身を溶きほぐし、そこに、ホットケーキミックスを茶こしなどで振るいながら入れます。


ダマにならないよう、黄身とホットケーキミックスをしっかり混ぜます。

4. 白身を泡立てます。

ハンドミキサーの「高速」で30秒泡立てたら、砂糖を半分加えます。

再び「高速」で30秒泡立て、残り半分の砂糖を加え、さらに「高速」で30秒泡立てます。

続いて「低速」で2分ほど泡立てます。「低速」で泡立てるとキメの細かい、なめらかなメレンゲに仕上がるそうです。

しっかりした角が立ち、ボウルをひっくり返してもメレンゲがこぼれないくらい泡立ったらOK。今回、冷やした白身を泡立ててみましたが、ゆかりさんの言うとおり、確かに泡立つのがかなり早いように感じました。ゆかりさんの指定した時間通り、トータル3分30秒でしっかりメレンゲになりましたよ!

5. メレンゲが出来上がったタイミングで、オーブンを180℃に余熱しておきます。

6. 3にメレンゲを大さじ2~3杯分入れ、泡立て器でよく混ぜます。


さらに、もう大さじ2~3杯分メレンゲを入れ、フワッと空気を入れるように混ぜます。

7. 今度はメレンゲの入ったボウルに6を全部入れ、ヘラでふんわり混ぜます。

8. バターを塗ったスキレットに7を流し入れ、表面をならします。

9. 余熱が完了したオーブンに8を入れ、180℃で15分~20分焼きます。

焼き時間が15分~20分とは、けっこう幅があるので、とりあえず15分焼いて様子をみることに。

…と、15分焼いてみたら、なんかすでに焼けてるかも。中まで焼けているのか竹串を刺して確認するのが良いのですが、竹串を刺して萎んだら悲しすぎるので、一か八か、これでOKとします。

ふっくら膨らんで、『ぐりとぐら』の絵本に出てくるカステラみたい。

どれくらいの焼き時間がベストかは、オーブンによっても変わってくると思うので、何回か作ってみるしかなさそうです。

はっきりしているのは、今回、20分にセットしていたら焦げ焦げになっていたということ…危ない、危ない。

そして、この”ふっくら”は、”いっとき”のもので、3分ほどで萎み始めます。スキレットを3回ほど軽く机に叩きつけ、衝撃を与えると若干萎みにくくなるとのこと。

10. 焼き上がったら、お好みで、粉糖(分量外)とメープルシロップ(分量外)をかけて出来上がり。粉糖とメープルシロップをかけたら、萎みました(笑)。

調理時間は20分。このうち15分が焼き時間なので、5分ほどで下準備ができます。想像以上に簡単でした。

では、切ってみます。


キャーーー♪『ぐりとぐら』の黄色いカステラだーーーー♪

では、ひと口。

やばっ、ふわっふわの極み♪めちゃウマです。

ゆかりさんの作ったものは中がかなりトロッとしていましたが、わたしのは焼き過ぎたのか、しっかり火が通ってふわっふわに仕上がっています。どちらが正解かはわかりませんが、わたしはこの焼き上がりで大満足。シフォンケーキのようなふわふわのカステラです。

それに、『ぐりとぐら』の中では、出来上がったカステラを森の動物たちと分けて食べていたので、わたしのカステラの方が手も汚れないし、分けやすいかも…ってね(笑)。

味は、卵の味が強め。材料がシンプルなので、手作りのあたたかさを感じます。牛乳との相性、バツグンです。

メープルシロップ(分量外)を追いがけするとより濃厚な味になります。


ただ、甘いのが苦手な方にはけっこう甘いかも。粉糖やメープルシロップをかけなくても、ホケミにも砂糖が入っているので、かなり甘めです。お好みで砂糖の量は調整した方がいいかもしれません。

時間が経つと表面は萎みますが、フワフワ食感は持続します。出来上がりから5時間ほど経ってからも食べましたが、とってもふわふわでした。

ホケミでとっても簡単に作れる、料理研究家ゆかりさんの『ぐりとぐら』の「カステラ」。ぜひ作ってみてください。お子さんもきっと大喜びですよ♪

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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