生理痛や冷え性を緩和させるおへそのツボ
生理痛や冷え性緩和に有名なツボはいくつかありますが、筆者が試してみて、特に温まる!と実感できたツボのひとつが、おへそのツボです。
鍼灸などの治療でも「へそ灸」というおへそを温める施術を行うこともあるそうで、体の構造からみても、おへそからの熱は子宮や骨盤方面へ伝わりやすいともいわれています。
生理中でなくても冷えたと感じた日や時間がある日などに湯たんぽ、貼るタイプのお灸、カイロなどでおへそを温めてあげると日ごろの冷え性や生理痛の緩和が期待できるそうです。ちなみに、なんでもない日の温めには、レンジで温めて使うタイプのカイロがおすすめ。熱くなりにくく適度な時間が経つと自然に冷めてくるので、ちょうどよいですよ。
<おへそのツボ付近で特に温めたい場所>
・おへそを中心にした円状の付近
・おへそから指3-4本分下、Vゾーンの上あたり
・おへそから指2-3本分脇の左右。
生理痛や冷え性を緩和させるお股のツボ
以前、冷え性の相談で出向いたカイロプラティクスで、女性の冷えはお腹と同じくらい股からも体内に上がってくると教えていただいたことがあります。
お股(生理パットをつける付近)にもツボと呼ばれるようなところがあるそうで、日ごろからこの付近をしっかり温めておくことが大切といわれています。
<お股のツボ付近の温め方>
ずばり、ミニサイズの貼れるタイプの使い捨てカイロをお股付近に貼ります。そのとき、熱くなりすぎて低温やけどをしないように、ショーツやガードルなど何枚か重ねたものの上から貼るようにして温度調節を忘れずに行ってくださいね。
生理中や冷え症が気になるときはもちろん、スカートや薄いストッキングだけで外出しなくてはいけないときに予防として貼っておくのもかなり◎。ぐーっとくる底冷え感が緩和されるでしょう。
冷え性や生理痛は本当につらいですよね。日ごろからのおへそ・お股の「温めケア」で上手に予防していきましょう。