■夫の金銭感覚が理解できない!
夫婦の関係を良好に保つには、「愛」が大事かもしれませんが、「お金」も重要なポイントですよね。まずは、夫とは金銭感覚が合わないという女性のお話です。
「夫とは、交際期間がほとんどないまま結婚しました。知り合ってから5年以上経っていたので、それほど不安はありませんでしたが、生活のすべてをいきなり見せることや家計が一緒になることは、やはりお互い大変でした。
特に“金銭感覚の違い”。夫は、口では『給料は家族のために使うものだ』と言いながら、お酒やタバコ、パチンコや競馬がやめられず、二人で決めたお小遣いもたったの1日で使い切ってしまいます。結婚7年目になり、子どもが二人生まれましたが、それでもまだお小遣いは毎月オーバーしています。
夫の給料だけでは足らず、私の独身時代の貯金も300万円ほど手をつけていますが、『金額は下げられない』と言います。子どもがまだ小さいため私は仕事ができず、貯金は減る一方。夫も独身生活が長かったので、趣味などに好きなだけお金をかけてきたのだろうと理解はしていますが、そろそろ家族のためにお金を使うことを考えてほしいです」(40代・女性)
家族ができても、独身時代の生活スタイルからなかなか抜けられない。気持ちはわかりますが、貯金を切り崩すなど、生活が成り立っていないのも事実。ガラッと変わるのは難しいかもしれませんが、少しずつでも“自分だけ”が中心の生活から抜け出してくれることを願います。
■夫の負けず嫌いが限界突破
続いては、お子さんの習い事に関するエピソード。体調を崩し、薬を服用している娘さんに無理やり練習させようとする暴走っぷり……。
「私の父がやっていたことがきっかけで、娘が小学校に上がるタイミングで剣道を習い始めました。なんでもトップを目指したがる主人は、YouTubeで動画を観たり、ネットで検索したり、書籍を読んだり、剣道の経験がないなりに娘を支えてくれていました。
剣道の稽古は、平日の18時30分から20時まで。学校が終わったあとに稽古があり、体への負担が大きかったようで、体調がすぐれない時には休ませることも。
剣道を始めて3年が過ぎた頃、竹刀を振る時に変な癖がついてしまい、試合で負けることが増えた娘。そんな状態の中、大事な試合が控えていましたが、体調を崩してしまい、咳が止まらず、病院で処方された薬を服薬していました。
にもかかわらず、負け続けてしまうことに耐えられない主人は、『試合に勝つために稽古に行く』と言い出し……。剣道経験のない主人が教えるよりも、先生に教えてもらった方がよい、というのはわかりますが、病状が悪化したり、誰かに移したりする可能性もあるのでやめさせました。さすがに呆れてしまいましたね」(40代・女性)
習い事をする本人(子ども)よりも親が熱くなる、というのはたまに聞きますが、体調不良の子どもに練習させようとするなんて……。経験のないことを勉強してまで支えてあげられるのだから、その熱量をもう少し違う方向に向けてほしいものです。
(文・ママテナ編集部)