豆乳の種類
豆乳には大きく分けて3つの種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。
◆無調整豆乳
豆腐を作る際にも使用されるのが無調整豆乳です。原材料が大豆・水のみで、大豆固形分8%以上の豆乳を指します。大豆のみを使用しているので、豆の味や風味をしっかりと感じられます。
◆調整豆乳
調整豆乳とは大豆固形分6%以上で、豆乳に砂糖や食塩などの調味料を加えて飲みやすくしたものを指します。甘みが加わり、無調整豆乳に比べて大豆の香りが和らぐので飲みやすくなります。
◆豆乳飲料
豆乳飲料とは豆乳に砂糖や食塩の他、果汁やコーヒーなどを加えて飲みやすくしたものです。豆乳飲料は大豆固形分が4%以上(果汁を加えたものの場合は2%以上)とされており、ジュースのように飲みやすいのが特徴です。
豆乳をダイエットに取り入れる際のポイント
豆乳をダイエットに取り入れる際は、以下3つのポイントを押さえた上で取り入れるようにすると、より効果を感じやすくなります。食生活に豆乳を取り入れるだけですが、そのタイミングや量、飲み方を知っておくと続けやすくなりますよ。
豆乳の1日の摂取量の目安は?
ダイエットや美容効果があると言っても、豆乳には女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」という栄養素が含まれます。この成分の過剰摂取はホルモンバランスを崩すなど健康を損なう恐れもあると言われているので、飲み過ぎには注意しましょう。
また、豆乳の飲み過ぎはカロリーの摂りにもなるので注意する必要があります。1日に飲む豆乳の量の目安はコップ1杯、200ml程度が推奨されています。
豆乳を飲むタイミングは?
豆乳を飲むタイミングとしてはお菓子などの替わりに間食として、または食べすぎを防ぐために食前に飲むなどするのがおすすめです。また、飲む際は1日の摂取量が200mlを過度に超えないよう、飲む量にも注意しましょう。
豆乳はそのまま飲まなければダメ?
豆乳の味や風味が苦手という人もいるのではないでしょうか。そういった場合は、甘味料などの量に注意しながら、豆乳をアレンジとして取り入れても良いでしょう。以下ではダイエットや美容におすすめの豆乳アレンジドリンクのレシピを紹介します。
豆乳ココア
ココアには脂肪燃焼効果や脂肪分解効果があると言われています。また、食物繊維も豊富に含まれていることで、食欲抑制の働きも期待できます。さらに、豆乳は牛乳よりもカロリーと脂質を抑えることができます。このようにダイエット効果が期待できるココアと豆乳を一緒に摂取することで、より痩せやすい体質に近づくことができるのではないでしょうか。
【材料:1杯分】
・豆乳(無調整豆乳、調整豆乳どちらでも可):150ml
・ココア(加糖ココア、純ココアどちらでも可):大さじ1~2
[作り方]
電子レンジか鍋で豆乳を温め、そこにココアを入れてよく混ぜたら完成。
甘酒豆乳
甘酒は「飲む点滴」と言われるほど、豊富な栄養を含んでいます。特に米麹から作った甘酒は砂糖不使用で自然な甘さを感じられるので、ダイエット中にもおすすめです。甘酒の自然な甘さと、豆乳のコクが合わさった「甘酒豆乳」は満足感も高く、間食に特におすすめです。
【材料:1杯分】
・豆乳(無調整豆乳、調整豆乳どちらでも可):100ml
・米麹甘酒:80~100ml
[作り方]
電子レンジか鍋に豆乳と甘酒を入れて温めたら完成。
お好みできな粉やココアパウダー、シナモンパウダーなどをプラスすると違った風味を楽しめますよ。
アボカドとキウイの豆乳スムージー
間食としてはもちろん、朝食メニューの一つとしてもおすすめなのが「アボカドとキウイの豆乳スムージー」です。アボカドにはビタミンEやビタミンCなどによる抗酸化作用が期待できます。また、キウイは低カロリーな上、腸内環境を整える食物繊維も含まれます。コクのある豆乳と濃厚なアボカド、さっぱりとしたキウイの甘酸っぱさの組み合わせはクセになる美味しさです。
【材料:1杯分】
・豆乳(無調整豆乳、調整豆乳どちらでも可):100ml
・アボカド:1/4個
・キウイ:1/2個
・はちみつなどの甘味料:お好みの量
[作り方]
ミキサーにアボカドと皮を剥いたキウイ、豆乳、お好みに応じてはちみつなどの甘味料を入れ、滑らかになるまで攪拌(かくはん)したら完成。
配信: くらしマグネット