飴色玉ねぎを時短で作る裏技&美容効果とは
万能常備菜「飴色玉ねぎ」はちょっとした工夫次第で短時間で簡単に作ることが可能です。
〜飴色玉ねぎを時短で作る裏技〜
<玉ねぎを冷凍させる>まず一つ目にご紹介するのはみじん切りにした冷凍玉ねぎを使う方法。玉ねぎは冷凍することで細胞壁が破壊され、水分が飛びやすくなります。そのため、熱を加えると早い段階で表面温度が高くなりメイラード反応(※熱によって玉ねぎの糖が褐色に変化する化学反応のこと)を促進することができるのです。
<重曹を加える>「冷凍する時間がない」「今すぐ飴色玉ねぎを作りたい」という場合、重曹を加えるのがおすすめです。重曹を加え、玉ねぎがアルカリ性に傾くことでメイラード反応が早く進みやすくなります。
〜飴色玉ねぎは美容にも嬉しい常備菜!〜
玉ねぎに含まれる「硫化プロピル」は加熱することで中性脂肪値やコレステロール値を下げる「セバリン」という物質に変化すると言われています。そのほか、玉ねぎには加熱に強く油との相性が良いフラボノイドの一種「ケルセチン」などの成分も豊富に含まれています。ケルセチンには抗酸化作用によってシミやしわを防ぐ効果が期待できます。
飴色玉ねぎを使ったおすすめのレシピ 〜オニオングラタンスープ〜
寒い冬の季節にぴったりのメニュー、飴色玉ねぎをたっぷり使った「オニオングラタンスープ」のレシピです。
〜オニオングラタンスープの作り方〜
<材料>
・飴色玉ねぎ 玉ねぎ1個分
・フランスパン 2切れ
・水 500ml
・コンソメの素(固形) 1個
・塩胡椒 適量
・バター 小さじ2
・ピザ用チーズ、パセリ お好みの量
<作り方>
1. フランスパンの表面にバターを塗り、焼き色がつくまでトースターで加熱します。
2. 鍋に飴色玉ねぎ・水・コンソメの素を加え、強火で加熱します。
3. 煮立ってきたら弱めの中火にし、塩胡椒で調味しましょう。
4. 耐熱容器に3のオニオンスープを注ぎ入れ、1のフランスパンとピザ用チーズをのせます。
5. チーズが溶けるまでトースターで加熱したらみじん切りのパセリを散らして完成です。
美容効果も期待できる飴色玉ねぎをこの機会に定番常備菜に仲間入りさせてみてはいかがでしょうか?