襲われかけた女性…「失礼だけど」警官が続けた言葉にゾッとする

襲われかけた女性…「失礼だけど」警官が続けた言葉にゾッとする

被害者状況を届けるために警察までいくことになった加藤かと(@kato_usausako)さん。パトカーに乗せられ、すっかり疲れ切った様子です。調書を取っていく中で、意外なことを聞かれます。かとさんの体験談を漫画にした本当にあったちょっと怖い話』第12話をごらんください。(この漫画には女性を狙った犯罪の描写が含まれます。苦手な方はご注意ください)

©kato_usausako

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事件の状況を詳しく話すかとさんですが、彼氏のことまで聞かれて驚いている様子です。

こんなことを言われたら、周囲の人に対しても疑心暗鬼になってしまいそう。しかしこの状況下ではあらゆる可能性を考えるべきなのかもしれません。

新生活、外から見える部分に気を付けて

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この漫画は、著者・加藤かとさんが1人暮らしをしていた際に遭った被害を漫画化したものです。アパートで1人暮らしをしていた加藤さんは、ある日家の中に入れたはずのカバンが外に出ているなど不可解なことに気づきます。酔っていたからではと考えていましたが、その後、就寝中に何者かが部屋に侵入する被害に遭うことに。

侵入者と家の中で2人きり。恐怖という言葉では片づけられないほどの危機を覚えた加藤かとさんは、その後アパートから引っ越すことにしました。心配して駆けつけた父から言われたのは、ハート柄のカーテンが外から見えたので、女性の1人暮らしだと悟られたのではということ。もちろん1人暮らしだとわかるようにした加藤さんが悪いわけではありません。しかし、犯罪者から身を守るために、女性の1人暮らしだと気付かれないようにするのは自衛方法の一つです。

著者「私のような思いをする人が1人でもいなくなれば」

『本当にあったちょっと怖い話』の著者である加藤かとさんは、この漫画にこめた思いについて以下のようにコメントしています。

「この漫画を描いたのはもう2年以上前なのですが、私のような思いをする人が1人でもいなくなれば、と注意喚起の意味も込めて自身の体験を漫画にしました。

性犯罪は身近にひそんでいます。私は「まさか」変質者が入ってくるなんて思いもせず、「つい」施錠を忘れて寝てしまったところに侵入されてしまいました。

こんなドラマみたいなことが自分に起こるなんて思いもよらず、少しの油断が被害につながったのかもしれないと思っています。

この事件は犯人を示す証拠が少なく、誰も捕まらないまま終わりを迎えました。

事件から20年近く経ち、犯人はこのときのことなど気にもせず、幸せに暮らしているのでしょうか?

しかし被害者である私は、今でもはっきりと当時の恐怖を思い出します。

この漫画を読むことで、こうした事件が「何もされなくてよかったね」で終わらないということについて、みんなで考えるきっかけになればうれしいです」

この漫画は犯罪被害体験談を紹介したものです。このような被害に遭っている、あるいは遭った経験のある方のために、内閣府の男女共同参画局では『性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター』を設置しています。

自治体によってはこのほかにも犯罪被害者支援センターを設けている場合があります。必要に応じて相談をご検討ください。

記事作成: ママリ編集部

(配信元: ママリ

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