現在長男は6歳、次男は2歳です。2人ともよく話すタイプで、常に騒がしいわが家なのですが、長男が次男にすごく冷たい言葉を投げかけたのを聞いて、私はビックリ。しかし、その原因は何と私だったのです! 私自身の考え方を改めるキッカケになった体験談です。
私の言い方そのままじゃん…
私は「なんて冷たい言い方!」と衝撃を受けると同時に、先日私自身が長男に向けた言葉とほぼ同じことに気がつきました。数日前、長男に「絵本を読んで」と言われた私。ちょうど仕事から帰ったばかりで、夕飯の準備など慌ただしい時間でした。次男もおなかが空いてグズっていたので、私もイライラ。
私は長男に向かって「今、夕飯をつくっているのに、見てわかんないの?」と言ってしまったのです。言った直後に「もっと違う言い方をすればよかった」と思い、「ごはんができたら読むから待ってね」と言い直しましたが、長男は不服そうに自分で本を読んでいました。
自分の話し方を見直す
私の口調を長男がまねしてしまうことはそれまでにもよくありましたが、悪い意味の言葉は今回が初めてだったので、自分の言葉づかいを改めなければと強く思いました。私のせいで次男は大好きな長男から冷たい言葉をかけられ、悲しかったと思います。
長男は保育園に通っていますが、5歳児クラスになったころから荒っぽい言葉を覚えてくるように。長男が「うるせえ」「ちげえよ」と言っているのを聞いて、私はショックを受けたことがあります。言葉を覚える時期には、周囲の影響は甚大。まずは私が変わらなければいけないと痛感しました。
今は子どもたちに使ってほしくない言葉は使わず、きれいな日本語を使うよう努力しています。しかし時には感情的になって、不適切な口調になってしまうことも。そのときはすぐに謝り、今の言葉は使ってはいけない言葉だったと伝えるようにしています。
著者:土田えり子/女性・自営業。2人の男児の母。元記者で、現在はフリーランスとして企業のリリース記事や、自身の子育て体験談などを執筆中。
作画:しおみなおこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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