ゴロウは、妻のミサキと息子ムサシの3人家族。ムサシが生まれてから、ミサキが冷たくなったことに悩んでいました。ある日、風邪をひくといつもは冷たいミサキが心配してくれたことがうれしくて、ゴロウは頻繁に「熱があるかも」と言い仮病を使うようになってしまいました。
いつものように体調不良を訴えるゴロウ。仕事が忙しくて寝不足だと言います。しかし、ミサキさんはゴロウが夜な夜なソシャゲをやっていることを知っていたのです……。
まだ生後間もない赤ちゃんのお世話で寝不足のミサキさんは「自分で夜更かしして風邪ひいた!? こっちは息子の世話で一生寝不足のなか、風邪ひかないよう必死なのに!」とブチギレ!目の前でゴロウに体温を測らせます。
ゴロウは平熱だったにも関わらず、「やさしくしてくれないから具合が悪くなってきた。有給使って休む!」と逆ギレして自室にこもってしまいました。
お望み通り、やさしく看病してあげる…!
家に大人が2人いるのに、ひとりで孤独を感じながら育児するミサキ。
ゴロウの態度に腹を立てたミサキは、とことんやさしく看病しようと決めます。
そこでミサキは、自室にこもるゴロウにおかゆを作りますが、ゴロウはスマホをつつきながら親子丼が食べたいとおねだり……。
ミサキは「胃に負担がかかるから」とあくまで心配したふりをして、おかゆと飲み物を渡しました。
ミサキが怒っていることに気づいたゴロウは、「好きで風邪をひいてるわけじゃないよ」と言い返してきます。しかし、ミサキも黙ってはいません。
ゴロウが自分で体調管理をできていないことを指摘して、ワンオペのしんどさを訴えます。
途中で、ムサシが泣き出してしまったため2人の言い合いは中断。
ミサキの思いはゴロウには伝わらないのでした。
ひとりで育児を頑張っているミサキ。
親になったのはゴロウも同じはずなのに、肝心のゴロウは仮病ばかりです……。
育児で孤独を感じているミサキにとって、気持ちを理解してもらえないことはつらいでしょうね……。
ミサキに心配してほしいゴロウと、育児を一緒にしてほしいと願うミサキ。すれ違う夫婦は一体どうしたらいいのでしょう。まずは本音で話し合うことが必要かもしれません。
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著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち
配信: ベビーカレンダー(パパママ)
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