友人に相談することに
それから1週間後、大学時代の友人とランチ会をすることに。
そこで、最近視線を感じている話を打ち明けます。
友人は、私が<視える体質>であることを知っている、数少ないうちの1人。
ことあるごとに話して、慰めてもらっていました。
今回も、いつものように
「大丈夫だよ~」
「お祓い一緒に行こうか?」
と明るく声をかけてくれると思ったら……。
憑りついていたのは幽霊ではなく!
なぜか顔が暗くなる友人。
不思議に思っていると、まさかの返答が!
「それ、多分あの人だよ」
「今日A子に会ってからずっと私たちの近くにいる」
「ストーカーかも……」
友人に言われるがままちらっとそちらを見ると、男性がこちらを凝視しているではありませんか。
確かに、思い返してみると、見覚えのある男性。
最近よくすれ違う人だったのです。
それから友人の提案で警察に。
すると友人の危惧したとおり、男性はストーカー。
私の自宅に不法侵入し、監視カメラまでつけていたのです。
無事に捕まり、友人に相談してよかったと心から思いました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい