隠し味として、お多福醸造の表面発酵法でじっくりと作られた、酢を煮詰めた「ガストリックソース」を使用していることから、酢に含まれるアミノ酸と砂糖との間で生まれる「メイラード反応」によって、独特の濃厚感とコクを生み出している。
また、素材感を生かし、ソースの見た目に変化を付けることができるよう、レモンと玉ネギの粒々感を付与している。このとろみのある粒々感により、焼いた肉にのせやすく、ごちそう感もアップする。
「Gochi On ミートお肉にのせるソース・香味野菜&粒たまねぎ」(右)と「Gochi On ミートお肉にのせるソース・瀬戸内レモン&粒にんにく」(左)
「香味野菜&粒たまねぎ」は、自社工場でセロリや玉ネギ、ニンジンなどの生野菜を手間暇かけて煮込んだスープで濃厚な味わいを付与。玉ネギやトマト、ニンジン、リンゴなど10種類の野菜や果実を80%使用しているのも特徴だ。
「瀬戸内レモン&粒にんにく」は、広島県産レモンの果皮を使用しており、味のアクセントとなるレモンの香りと粒ニンニクの風味がやみつきのおいしさを演出する。また、スパイスを石つぼでひいていることから、口当たりの滑らかなカレー粉となり、うまみを付与している。
同社では「焼いて、のせる」だけの簡単2ステップから、「秒でディナー」をキャッチコピーに、焼いた肉だけでなく、豚カツやハンバーグなどの肉料理のソースとして、付け合わせ野菜にも合う味わいをアピールしていく方針だ。また、パッケージ裏面には2次元コードを掲載し、商品やレシピなどの情報発信も行っていく。2品とも内容量は190g、標準小売価格は270円(税込み)となっている。
◇日本食糧新聞の2023年9月8日号の記事を転載しました。
配信: たべぷろ
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