バターの香り濃厚♪旬のかぼちゃで「洋風三種きんとん」作ってみた!煮て練って包めば完成♡【農家直伝】

バターの香り濃厚♪旬のかぼちゃで「洋風三種きんとん」作ってみた!煮て練って包めば完成♡【農家直伝】

”きんとん”といえば、さつまいも餡に栗の甘露煮を混ぜ込んだおせちの定番「栗きんとん」をイメージしますが、今回、福島県の農家から教わったのは、かぼちゃ餡にバター香る洋風の”きんとん”のレシピ。これだけでもおいしそうですが、刻んだ栗や枝豆、レーズンと個性豊かな素材を混ぜ込むっていうから驚き!栗きんとんと違ってかぼちゃオンリーでできるというので手軽そう♪さっそく作っていきましょう。

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おやつにもハレの日にもピッタリ♪「洋風三種きんとん」

材料(2人分)
かぼちゃ…360g
栗の甘露煮(市販)…30g
レーズン…20g
むき枝豆(茹で)…20g

[A]
バター…20g
牛乳…20ml
砂糖…大さじ1
蜂蜜…大さじ1
塩…小さじ1

下準備
栗の甘露煮は荒めのみじん切りにしておく。
冷凍のむき枝豆を使用する場合は、あらかじめ解凍しておく。

作り方
1.  かぼちゃは種とワタを取ってひと口大に切り、耐熱容器に入れて500Wの電子レンジで6分加熱する。

電子レンジで加熱するときは、ラップをふんわりとかけてくださいね。

固さをみて、加熱時間は調整してください。

2.  1のかぼちゃの皮を剥いたら鍋に移し、フォークなどでつぶす。

かぼちゃは冷めるとつぶしにくくなるので、温かいうちにつぶしましょう。

3.  かぼちゃが熱いうちに[A]を加えて混ぜる。

まず砂糖と塩を半量加え、ある程度混ざったら味をみて、残りの砂糖と塩を少しずつ足しました。
甘さを控えたい場合は、半量ずつ加えて味をみてから調整してくださいね。

4.  弱火にかけて混ぜながら3~4分加熱する。水分が蒸発し、あんこくらいの固さになったら、鍋を火から下ろす。

はじめは水っぽくて緩いです。
混ぜるというより練る感じで、鍋肌についたかぼちゃをこそげながら混ぜていきます。

約4分後、あんこくらいの固さになりました。”かぼちゃ餡”の出来上がり!
ちょっと味見…これだけでもかぼちゃの甘みにバターが香って絶品♡

5.  4を3等分にし、それぞれに栗の甘露煮、レーズン、むき枝豆を混ぜ込む。この時、トッピングの飾り用に少量ずつ取り分けておく。

栗は荒めのみじん切りにしましたが、少し小さかったかもしれません。
ゴロっとした食感を味わいたい方は、大きめに切るのがおすすめです!

6.  5をそれぞれ半分に分けてラップで包み、巾着の形に成型する。


ラップで包み、上を軽くねじれば丸い巾着の形になりますよ。

7.  ラップを外して皿に乗せ、トッピングを飾ったら完成。

餡がべたついてラップから取り外しにくい場合は、水で軽く濡らしたスプーンですくうように取るときれいにできますよ。
後で形を整えたい時も、濡らしたスプーンを使うと便利です。

完成~!見ためがかわいい♡かぼちゃの鮮やかな黄色が綺麗で、ハレの日の一品にもピッタリです。
3種類もあるので、どんな味がするのか楽しみ♪さっそく、いただきま~す!

まずは右のレーズンから。…むむむ⁉まるでラムレーズンのような濃厚なお味!
洋酒は使っていないのに驚きです。かぼちゃの甘みがレーズンの甘酸っぱさをよく引き立てています。”きんとん”なのにザ・洋風な感じなので、濃いめのコーヒーとの相性がよさそう♪。

お次は真ん中の栗の甘露煮。レーズンとは反対に濃厚だけど和菓子のような上品なおいしさ♪
和菓子でよく使われるさつまいもや小豆の”きんとん”より、かぼちゃの方がやさしい甘さに仕上がっている気がします。栗の甘露煮がゴロゴロとして、贅沢な味わい。こちらは抹茶や緑茶と合いそうです!

最後に左のむき枝豆。わあ!かぼちゃ餡の柔らかな食感に、枝豆の歯ごたえがプラスされて食感の違いが楽しいです。枝豆の風味も程よく感じるので、1番おかずに近いかもしれません。クリームチーズと合わせてもおいしそう。イタリアンなどの前菜として出てきても遜色ないお味です!

餡は3種とも同じなのに、混ぜる素材を変えるとどれも全く違う味わいになってびっくり!
少し寝かせて食べた方が、味がなじんで一層おいしくなりました♡
2人分にしては1個のサイズが大きめなので、人数と食べる量に合わせて1個の大きさを変えても良いと思います。

子ども用に小さめのサイズを作りました。ちょこんとした形がかわいいです♡

混ぜ込む食材で異なる味わいになる「洋風三種きんとん」。おやつにもハレの日にもピッタリなので、みなさんもぜひ作ってみてくださいね!

★今回のレシピは、福島県JA福島さくらの広報誌『さくら』2022年11月号より、郡山地区女性部 谷田川支部からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-fsakura.or.jp/kouhou/files/
48232756c120f9f6448c9ab740ce5b7d_1.pdf


※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

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あたらしい日日
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世界が目まぐるしく変わってゆく今だからこそ、自然を身近に感じながら、自分らしく、気持ちよく暮らしたい。『あたらしい日日』は、そんな思いを抱くすべての女性のためのライフスタイルメディアです。「食」や「農」の話題を中心に、“あたらしい暮らし”に合う食べ方、住み方、働き方、遊び方、自分の磨き方…などを提案します。
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