お粥は最強の養生食
お粥は胃腸薬にたとえられるほどの養生食。
「粥有十利(しょうゆうじり)」と言って、10もの効果があるとされているんです。
<お粥の効果>
1. 肌の色ツヤをよくする
2. 気力を増す
3. 寿命を延ばす
4. 食べ過ぎを防ぐ
5. 頭が冴え、言葉を滑らかにする
6. 胸やけを防ぐ
7. 風邪を防ぐ
8. 飢えを満たす
9. のどの渇きを潤す
10. 便通をよくする
薬膳では、お粥は米と水の割合で役割が変わるとされています。体調に合わせて作り分けてみてください。
体調に合わせたお粥の割合
・ 胃腸が健康な状態で、元気を補いたい場合は五分粥(米1:水5)。卵粥がおすすめ。
・ 少し胃腸が疲れ気味のときは七分粥(米1:水7)。山いも粥がおすすめ。
・ 食べ過ぎで消化不良のときは十分粥(米1:水10)。大根やかぶのお粥がおすすめ。
二日酔いにはお味噌汁
忘年会での二日酔いがつらかったら、朝食はお味噌汁にしましょう。
味噌は弱った胃腸を元気にして、お酒を解毒してくれます。二日酔いからくる倦怠感やむくみの解消にも効果的。ムカムカして気持ちが悪いときは、おろししょうがを入れましょう。
二日酔いでも、お味噌汁がおいしく感じるなら、体が欲している証拠です。
配信: おうちごはん