来たる年末年始、太りやすい傾向とダイエット対策は
一年で最も太りやすいと言われる季節がきました。太るのは一瞬でも、ついた脂肪をキレイに落とすには慎重なダイエットが必要です。ここで慌ててリカバリーしようとすると、瘦せてほしくないところが削げてプロポーションが崩れる原因にもなりかねません。いざそうなってから落ち込まないために、年末年始の食事で気を付けることを押さえておきましょう。
【年末年始はなぜ太る?】
◇食べるものが普段と異なる
忘年会やクリスマス会といったパーティー料理は糖質と脂質のダブルパンチ。ケーキやアルコールも加算され、夜遅い時間に食べる機会も増えるため、どんどん体に溜め込みやすくなっていきます。
そういった付き合いのない方でも、師走の忙しさから外食や中食が増えていませんか?疲れていると無意識に肉や甘いものなど手っ取り早くエネルギーになるものを求める傾向があるので、より太りやすくなるスパイラルに。
この時期、普段より便秘がちになるもしくは下痢しやすくなるという方は、胃腸が消化に追われて排泄が追いついていない可能性が高いです。
◇運動不足とながら食い
仕事が忙しければ運動する余裕はなく、仕事が休みになれば寒くて家の中におこもり。ゆっくりする時間は大切ですが、その時間、お腹が空いていないのにずーっと食べていませんか?
特にテレビやインターネットを見ながらのながら食いは、満足感が少ない割にハイカロリーなジャンクフードを摂る傾向にあるので、とても危険です。
◇寝不足
人は寝不足だと食欲が増して食べ過ぎる傾向にあります。それなのに寝不足の影響でパフォーマンスは低下しているので、食べた分は十分に消費されていないでしょう。
夜遅くまでの飲み会もたまには良いですが、食事の量と質には注意が必要です。
心がけと対策で、痩せグセがつく年末年始にしよう!
年末年始の太りやすい傾向がわかったところで、どう気をつけたら負のスパイラルから抜け出せるのか?を説明していきます。
◇食べ順に気を付けて、良く噛んで食べる
同じものを食べる場合でも、最初に汁物や野菜を食べると血糖値の急上昇を防ぐことができます。特に温かいお味噌汁や温野菜は、弱った胃腸を労り、不足しがちなビタミンやミネラルの補給にも。また一口ずつゆっくり良く噛んで食べることで、満腹感がでて食べ過ぎが抑えられると言われています。
◇食事の時間を決める
暇で食べてしまう人は、食べる以外のことに時間を使い、食べない時間を作りましょう。間食とながら食いはダイエットの大敵です。空腹になってから食べることで、普段の食事がより美味しく感じられますよ。
◇おせち料理と餅に注意する
和食、特におせち料理は保存性を高めるためにかなりの砂糖が使われています。おかずの一つとして箸休めにするには良いですが、おせち料理だけを毎日食べるのはNG。同様に餅もかなりのハイカロリーなので、1日に食べる数を決めるなどで節制して。
◇体重計に乗る
何よりも現実を見つめること。記録をつけるとなお良いです。
◇夜はきちんと眠る
寝不足で太りやすくなるのは先ほど説明したとおり。最低でも1日5時間を切らないよう、睡眠時間を確保しましょう。
いかがでしたか?年始には毎年「今年こそ〇kg減量!」を目標にしている方、今回は年末年始で痩せグセをつけて、太りにくい体作りをしてみませんか?